銃乱射事件で生き延びたガードが、NFLチャージャーズと契約

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ザック・ゴルディッチは、生きていることの幸せを実感している。そして今、NFLで活躍できる幸せを噛み締めている。

コロラド州出身のフリーエージェントのラインマンで、2012年にコロラド州オーロラにある映画館で起きた銃乱射事件で生き延びた選手が、ロサンゼルス・チャージャーズと契約した。

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「僕は決して止まらなかったし、事件が自分の物語の一部だと気づいた」とゴルディッチはUSAトゥデイに語った。「僕はこの記憶を、僕の中から追い払うべきではない。なぜなら僕が今まで頑張って保ち続けてきたものはひとつの物語で、それは僕自身だけではなく、その場にいた他の人たちにも関係しているからだ。僕はそれを伝えることができて、そのことで彼らを代表することができる」。

ゴルディッチは17歳の7月20日、『ダークナイト ライジング』の深夜上映のために、映画館Century 16にあるシアター8の最前列に近い座席を選んだ。

上映開始から約20分経った頃、シアター9の方から、けたたましい音が聞こえた。

首の左側に、映画館の壁を突き抜けてきた流れ弾が当たった。

映画館から走り出て、駐車場に逃げ込み、そこで携帯電話を取り出し警察への緊急電話をかけた。

ゴルディッチが生き延びたこの銃乱射事件では、12人が犠牲となった。

病院には7時間もいなかった。それどころか翌日には、ウェイトトレーニングをしていたという。

カリフォルニア州立大学の1年目を留年選手として過ごし、2015年から2016年にかけてはスターティングメンバーとなった。

今年、ゴルディッチは、チャージャーズの53人ロースターに入るという、とてつもなく大きな課題に挑戦する。

「すごくワクワクしているよ。ここまで長い道のりだった」ゴルディッチはReporter-Heraldに語った。「チャージャーズは最初からとても興味があって、最終的に僕が行き着くチームではないかと思っていたから、とても興奮しているんだ。南カリフォルニアにはたくさん親戚がいるから、彼らに近いところで試合に出るのは、ワクワクするよ。それはケーキの上の、アイシングのようなものだけどね」。

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原文:Aurora movie theatre shooting survivor Zack Golditch signs with Chargers

翻訳:日本映像翻訳アカデミー