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スティーラーズと“バス”で連想されるのは、“ザ・バス”というニックネームで親しまれているジェローム・ベティス元選手だろう。実際に彼の姿をプリントしたバスがピッツバーグ市内で運行されていた。
しかし、今年4月に行われるNFLドラフトで、最初に連想されるものが変わるかもしれない。
ボイシ州立大学のレイトン・バンダー・エッシュはNFL殿堂入りを果たしたベティスと同じニックネームは持っていないが、バンダー・エッシュの家族は30人乗れる、長さ12メートルの長距離バスを本当に所有している。ミニキッチンやテーブル、そしてテレビが備えつけられている。カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズの携帯のごとく、このバスも誰が所有しているかはっきりわかる。
If you were wondering which family is the best family in college football... that’d be Boise State LB Leighton Vander Esch’s family, which drove this bus from Idaho to Vegas for the Las Vegas Bowl. pic.twitter.com/XmVgJRt5y9
— Chantel Jennings (@ChantelJennings) 2017年12月15日
(カレッジフットボールのライター、シャンタル・ジェニングスのツイッター:
カレッジフットボールの中でどの家族が一番かって、それは間違いなく、このバンダー・エッシュファミリーよ。彼らはラスベガス・ボールを観戦するためにこの長距離バスでアイダホ州からラスベガスまで移動したんだって。)
「38バンダー・エッシュ」という文字がバスの行先表示器に明記されている。そして、バスの両側にバンダー・エッシュの名前がデンバー・ブロンコスのチームの公式カラーの下に大きく書かれている。
バンダー・エッシュの父親ダーウィンが、家族や友人をアイダホ州のリギンズからボイシ州立大学のホームグラウンドまで運ぶために購入したとバンダー・エッシュは言う。人口406人のリギンズからボイシ州立大学までの所要時間は3時間だ。
「あのバスでディズニーランドにも行ったよ」とバンダー・エッシュはNFLラジオ番組で語った。「(僕の父親は)良い値段で手に入れて、少し修理をしたんだ。家族ぐるみで付き合っている友人が自動車修理と車のデコレーションをやっているから、彼らにお願いしたんだ」。
「素晴らしいバスが完成した。ボイシ州立大学の公式カラーの青色とオレンジ色を使用して、予想より良い仕上がりになったよ」
The Vander Esch bus is wild pic.twitter.com/wsvJ6WUVPf
— Dr. Saturday (@YahooDrSaturday) 2017年12月16日
NFLドラフトに関してメディアに流れている雑多な情報の中には、バンダー・エッシュファミリーはバスをピッツバーグ・スティーラーズの公式カラーである黒色と金色に塗り替えないといけないかもしれないと報じているものもあった。だが、1巡目に指名されるプロスペクトの入団先は決まっていないし、バンダー・エッシュがスティーラーズに入団することも決まっていない。
(後編へ続く)