【第2話】NFLに怒る退役軍人グループ、なぜ?

Michael McCarthy

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グッデルは理解を示しながらも、選手たちを強制的に起立させることはしないと答えた。どちらのグループも完全に納得する結論には至らなかったようだ。しかしそれでも、米国在郷軍人会は会員にNFLをボイコットするよう指示を出すことはこれからもないと、ナンタボング氏は話した。

 

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「何をするのもその人の自由だ。フットボールの試合を見るのも、見ないのも。多くの会員がすでにボイコットをしていることは知っている。それはサポートする。そしてNFLを見ている会員も同じくサポートする」。

同日、グッデルのNFLグループは1899年に設立されたVFWとも会う機会を設けた。

当時49ersの選手だったクォーターバックのコリン・キャパニックが昨年初めて抗議をした際に、VFWの元リーダーであるブライアン・ダッフィが真っ先に声をあげた。

「アメリカ国旗と国歌は象徴であり、退役軍人クラブは我々と一緒に立ち上がってくれる人を全て称える」とダフィは2016年8月29日に声明を出している。

今年グッデルと話したのはダフィの後任者であるキース・ハーマン氏だったと広報のジョー・デイビス氏はコメントした。

「コミッショナーはリーグが退役軍人、現役軍人、その家族を100%サポートしていることをVFWに保証していました。。当初膝をつき始めた選手たちと、その後続けている選手たちは分極化している社会問題に意識を向けたいのだと彼は言っていました」とデイビス氏はスポーティング・ニュースにEメールを通して伝えた。

「ハーマン氏はVFW会員は誰も米憲法修正第1条で保障された権利に反対することは絶対にないが、国旗を道具として利用されることは、軍服を身にまとったことのある者たちからすると不快であると説明しました。まだこれからも続く会話です」。

国歌斉唱中の規律に関しては、退役軍人グループはグッデルの意見に賛成している。彼は水曜日(日本時間木曜日)に行なわれたニューヨークでのイベントで「お客さんは抗議されるためではなく、楽しむためにスタジアムに足を運んでいる」と発言している。

第3話につづく)

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Michael McCarthy is an award-winning journalist who covers Sports Meda, Business and Marketing for Sporting News. McCarthy’s work has appeared in The New York Times, Sports Illustrated, The Wall Street Journal, CNBC.com, Newsday, USA TODAY and Adweek.