2月5日、フィラデルフィアの街で前夜の大騒ぎの後片付けが続く中、イーグルスの数名の選手は、ホワイトハウスのドナルド・トランプ大統領を訪問しない意向を明らかにした。
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スーパーボウル王者は慣例的にホワイトハウスを表敬訪問しているが、イーグルスの数名の選手はこれを拒否した。
選手会のリーダーの1人として、NFLの関係者と社会的正義について話し合ってきたセイフティのマルコム・ジェンキンスは『CNN』に対し、訪問しない理由を説明した。
「1年を通して、自分の意思を明確にしてきた。そのことが、フィラデルフィア、ニュージャージー、オハイオ、ルイジアナ、もしくはこの国全体、僕が関わってきた全てのコミュニティーにプラスの変化をもたらしている。この国の刑事司法制度が変わってほしいと願っている。有色人種や低所得者のコミュニティーが経済的かつ教育的に発展するよう、僕らが後押しをしたいんだ」
ニューイングランド・ペイトリオッツの一員として、昨年、ホワイトハウスの表敬訪問をボイコットしたDEのクリス・ロングは、今年も訪問しない意思を明らかにしている。
「ホワイトハウスには行かないよ。冗談じゃない」ロングは先週、ポッドキャストで述べている。
ロングと同様、今シーズン、ペイトリオッツからイーグルスに移籍したRBのレガレット・ブラントも昨年のホワイトハウスでのセレモニーをボイコットしている。その際に彼はこう述べている。「僕はホワイトハウスに歓迎されてないと思う」。
ブラントは、今年の意向をまだ明らかにしていない。
WRのトレイ・スミスは、SNS上のファンからの質問に対し、セレモニーをボイコットする旨を返信している。
ホワイトハウスでの優勝祝賀会をボイコットするアスリートは、昔から存在している。ボストン・セルティックスのレジェンド、ラリー・バードは、「大統領が僕に会いたければ、僕の居場所はご存じのはずだ」と述べて、ホワイトハウスのロナルド・レーガン大統領を訪問しなかったことがある。しかし、トランプ大統領の時代になって、ボイコットする選手が増えたことで、議論の種となっている。
ペイトリオッツは昨年のセレモニーに参加したものの、かなりの数の選手が欠席した。NBA王者、ゴールデンステート・ウォリアーズもホワイトハウスを訪問しなかった。ステファン・カリーの大統領に対するコメントを受け、トランプ大統領が彼らを招待しないと述べたからだ。NCAAのバスケットボール王者、ノースカロライナ大学ターヒールズは、「スケジュールの都合」という理由で祝賀会に出席しなかった。
原文:Several Eagles players say they'll skip White House visit
翻訳:Atsuko Sawada
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