新型コロナ陽性となったパッカーズQBロジャースの復帰時期は?

Joe Rivera

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アーロン・ロジャース(グリーンベイ・パッカーズ)が新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、11月7日(日本時間8日)のカンザスシティ・チーフス戦に出場することができなくなった。複数のメディアが伝えた。

11月3日、NFLネットワークのトム・パリセロ記者がワクチン未接種のロジャースが検査で陽性と診断されたことを最初に報じた。NFLと選手会が合意した新型コロナウイルスに関するガイドラインでは、ワクチン未接種の選手が陽性と診断されたときは最低10日間の隔離が義務つけられる。ロジャースがパッカーズの戦列に復帰できるのは最短でも11月13日ということになる。

パリセロ記者のツイート:つい数分前、ロジャースが検査で陽性だったことをチームメイトたちに明かした。日曜日のカンザスシティーではジョーダン・ラブがNFLで初先発して、パトリック・マホームズと対峙する。

ロジャースの欠場を受けて、パッカーズは2020年ドラフトで1巡目指名を受けたジョーダン・ラブを先発クォーターバックに起用する。ラブはこれがNFLでの初先発出場となる。

 

ロジャースはチーフス戦に出場するか?

ワクチン接種を行っていないロジャースは11月3日に新型コロナウイルス検査で陽性と診断された。11月7日(同8日)のチーフス戦に出場する資格はない。

NFLの新型コロナウイルスに関するガイドラインが定めるワクチン未接種の扱いは以下。

ワクチン未接種の選手が陽性と診断された場合、2020年のプロトコルが適用される。その感染者は10日の隔離期間を経た後、無症状の場合は業務に復帰することが許される。他のワクチン未接種の関係者が感染者と濃厚接触していた場合、5日間の検疫期間の対象となる。

ワクチン接種を行った選手が新型コロナウイルスにブレークスルー感染して陽性と診断された場合は、復帰のために最低24時間以上の間隔で2回の陰性結果が必要とされている。

ロジャースがパッカーズに復帰できるのは最短でも11月13日(同14日)である。その翌日にパッカーズはシリーズ第10週目のシアトル・シーホークス戦を予定している。

 

ロジャースはワクチン接種を行ったか?

オフシーズンにロジャースは自身がコロナウイルスに「免疫がある」と報道陣に語ったことがある。さらに、ワクチン接種をするか否かは個人の選択に任せられるべきだとの考えを示した。

「そう、私にはもう免疫があります。これについては多くの議論があります。オーナーも含めて、リーグ周辺の多くの人が声明を発表しましたし、逆に発表しないことを選んだ人もいます。チーム内にはワクチン接種を行っていない人もいます。これは個人の選択だと私は思います。彼らを裁断するつもりはありません」とロジャースはプレシーズン中に言った。

しかし、11月3日になされた多くの報道はロジャースが8月28日に行った公的発言と矛盾する。

「免疫がある」という発言は興味深い回答ではあるが、様々に解釈することができる。ある記者はロジャースにワクチン接種についてどう思うのか、ワクチン接種を行ったのか、あるいはコロナウイルス以外のワクチンを接種したのかと尋ねた。

しかし、ロジャースがワクチン未接種であることはどうやら確定的になったようだ。NFLネットワークのイアン・ラパポート記者とマイク・ガラフォロ記者もそう報じている。

ラパポート記者のツイート:アーロン・ドジャースはワクチン未接種でした。私とマイク・ガラフォロが確認しました。日曜日のチーフス戦にロジャースが欠場するのはその為です。

(翻訳:角谷剛)

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