性的差別でリーグを告訴した元NFLチアリーダー、たった1ドルの示談を提案

Chelsea Howard

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最近、2名の元NFLチアリーダーが、NFLを相手取り、差別的な扱いを受けたことに対し訴えを起こした。元ニューオーリンズ・セインツのベイリー・デービスと、元マイアミ・ドルフィンズのクリスタン・ウェアだ。彼女たちはNFLコミッショナーのロジャー・グッデルがチアリーダーグループに会うことに同意するならば、1人1ドルで示談に応じるという。

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和解案は、グッデルとリーグの弁護士たちが、少なくとも4人のチアリーダーと4時間の“誠意ある話し合い”を行い、 NFL全チームが従う拘束力のある規則を新たに設けることを求めるというもの。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

この和解案は4月24日に、チアリーダーたちの代理人を務める弁護士サラ・ブラックウェルによって提示され、NFLの弁護士スティーブ・ハードへ送られた。5月4日までの回答を求めているという。

「私たちは、リーグに過ちや罪を認めること、ましてや不適切な行為があることを認めろと要求しているわけではありません」とブラックウェルはニューヨーク・タイムズ紙の電話インタビューで語った。「リーグは元々、チアリーダーたちの労働環境に差別があってはならないということを明確にしています。本当にそれを望んでいるなら、“ノー”とは言わないはずです。それでは筋が通りませんからね」。

ことの始まりは、こうだ。デービスはインスタグラムに載せた写真がセクシーすぎて不適切だという理由で、セインツのチアリーディング・チームから解雇された。彼女は経営陣が女性と男性に違う基準を採用していると苦情を申し立てた。

ウェアもまた、ジェンダーと宗教的信念(結婚までバージンを貫くなど)に基づく差別を受けたという訴状をドルフィンズに対して提出した。

話し合いに出席する他2名のチアリーダーはまだ決められていないが、デービスとウェアとは違うチームから、かつブラックウェルとは関係がない人物が選定されるという。

「私たちは変化を求めています」とブラックウェルは話した。「変化をもたらす機会を望んでいるのです」。

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原文:Former NFL cheerleaders willing to settle for $1 to meet with Roger Goodell
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Chelsea Howard