NFL新人のロクアン・スミスは8月14日、シカゴ・ベアーズとの契約にようやく合意した。しかしそれは、彼のチームメイトたちがトレーニングキャンプを始めてから29日が経過してからのことだった。
契約後に行った最初の記者会見で、スミスは契約に関する問題、そして契約するまでキャンプに参加しなかったことについて話した。彼はルーキーイヤーのトレーニングキャンプに参加しなかったことを、後悔していないと言う。
「ノー、これは単にビジネスサイドの話だ」スミスはシカゴ・トリビューンに語った。「それはそれだ。僕はただ、今ここにいれて嬉しいよ」。
シカゴ・トリビューンはまた、スミスが記者会見の中で「5つの質問を連続して、エージェントとGMに丸投げした」とも報じた。
「コーチ陣とスタッフ、そして自分自身に自信を持っている」スミスは言った。「試合に戻るために、これから必要なステップを踏んでいく」
ヘッドコーチのマット・ナギーは、スミスがキャンプ地に到着したとき、彼が最初の4週間キャンプに参加しなかったことについては言及しなかったと言う。
「実にシンプルな話だ」ナギーは言った。「なぜもう終わったことについて話すんだ。前に進もう。我々は今ここにいるんだ。それが全てだ。些細な問題は脇に置いて、フットボールをプレーしよう」
Bears ILB Roquan Smith (center) pic.twitter.com/rDsNG3M0Gv
— Rich Campbell (@Rich_Campbell) 2018年8月15日
ベアーズのインサイドラインバッカー、ロクアン・スミス(中央)のお出ましだ。
今年のNFLドラフトで全体8位指名を受けたスミスは、チームから提案された契約書の内容を受けて、契約を保留していた。もし彼が特定の状況下で出場停止処分を受けた場合、保証された報酬を受け取れないとする内容を問題と捉えた。具体的には、他の選手に打撃を与えるため、もしくは乱闘時に自身やチームメイトを守るためにヘルメットの位置を下げてはいけないという新しいルールを破って出場停止処分を受けた場合の処遇を問題と捉えた。
NFL.comによると、フィールド上での行動を巡り1試合か2試合の出場停止処分を受けても保証された報酬を受け取れるよう、スミスの契約は見直された。しかしながら、もし3試合以上になった場合、ベアーズは彼の保証された報酬を支払わなくても良い。また、プレー後の行動で2試合以上の出場停止処分を受けた場合、また自身が攻撃者と見なされ1試合でも処分を受けた場合も、保証された報酬は支払われなくなる。
スミスは今年のドラフトで1巡目指名を受けた新人選手のうち、最後に契約をした選手となった。
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原文:Bears rookie Roquan Smith opens up about holdout: 'That’s just the business side of things'
翻訳:Muneharu Uchino