1月25日、NFLは、選手とコーチたちが共に社会正義に焦点を当てる活動を開始すると発表した。
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「Let's Listen Together(共に耳を傾けよう)」と名付けられたそのキャンペーンは、「教育と経済開発、地域と警察の関係、刑事司法制度の改善の支援を優先することで、それらの機会の障害を減らす計画や取り組みを支援することに焦点を当てる」という。
委員会のメンバーは、選手、オーナーどちらからも選ばれており、カーディナルスのオーナー兼社長であるマイケル・ビッドウィル、ファルコンズのオーナー兼チェアマンであるアーサー・ブランク、ブラウンズのオーナーであるジミー・ ハスラム、ジャガーズのオーナーであるシャド・カーン、ドルフィンズのオーナーであるスティーブン・ロス、ジェッツのOTケルビン・ビーチャム、引退したWRアンクアン・ボルディン、ジェッツのQBジョシュ・マカウン、レッドスキンズのCBジョシュ・ノーマン、引退したCBアイーニーズ・ウィリアムズで構成されている。
「このNFLと選手たちの共同プロジェクトは記念すべきものです。これによってNFLは、選手たちが社会問題について非営利で考える初めてのプロスポーツリーグとなりました」。そう語るのは、アンクアン・ボルディン。「この国は社会的、人種的平等に関して、対処しなくてはならない深刻な問題をいくつも抱えています。それらを解決するたった一つの方法が、皆で共に戦うことです」。
NFLは今後数週間、特定の社会問題を取り上げていき、それらをNFLの専門チャンネル「NFLネットワーク」にて公開していく予定だという。
「私たちは、地域社会をより良くする方法を考えることに焦点を当てた、この新しい取り組みを実現させたことをうれしく思います」NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはそう語る。「このキャンペーンを計画しているあいだ、私たちは、社会活動に関する主導権を選手たちから奪ってきました。そして今、彼らがこの活動に加わることを光栄に思います。選手たちの活動は、この独自のキャンペーンに対する我々の理解を深めてくれました。我々は心を一つにして地域社会の発展を手助けしていかなくてはなりません」。
原文:NFL launches 'Let's Listen Together' campaign focused on social justice
翻訳:日本映像翻訳アカデミー