ロサンゼルス・ラムズ&チャージャーズの新本拠地『ソーファイ・スタジアム』が完成:建設費用、収容人数、その他のデータは?

Dan Bernstein

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2016年にラムズとチャージャーズ、それぞれが本拠地としていた都市(セントルイスとサンディエゴ)を離れてロサンゼルスにやってきたとき、両チームには新しいスタジアムは用意されていなかった。彼らはNFLフランチャイズに相応しい施設の建設を待つよりも、既成事実をもってプレッシャーをかけることを選んだのだ。

ラムズは築74年にもなるロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを過去4年間使用したし、チャージャーズはさらにひどく、小規模のディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークを過去3年間使用した。

このロサンゼルスの両チームは2020年からははるかに優れた会場を使用することになる。アメフトシーズンが開幕したこの週末、両チームの新本拠地となる『ソーファイ・スタジアム』が正式に開場したのだ。

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ソーファイ・スタジアムは今年開場する2つの大規模アメフト施設の1つである。ラスベガスは砂漠の中に新たに建てられた『アレジアント・スタジアム』にレイダースを迎え入れている。

ラムズとチャージャーズが新たな本拠地となるロサンゼルスのファンとの結びつきを強めるうえで、ソーファイ・スタジアムはこの上なく魅力的なセールスポイントとして地元ファンにアピールするだろう。

ソーファイ・スタジアムのすべてを写真と新施設ならではの魅力とともに紹介したい。

 

ソーファイ・スタジアムの建設費用は?

ソーファイ・スタジアムの建設には50億ドル(約5,200億円)以上の民間費用がかかっている。最終的な総額は予測することさえ難しい。もしラムズのオーナーであるスタン・クローエンケ氏がすべての米国民に1人ずつ15ドル(約1,570円)を配ったとしても、その総額はソーファイ・スタジアムを建設するために費やした額に及ばないほどだ。

 

ソーファイ・スタジアムの建設期間は?

起工した2016年11月から2020年の正式開場に到るまで、ソーファイ・スタジアムの建設にはおよそ4年の年月がかかった。

 

ソーファイ・スタジアムの所在地は?

ソーファイ・スタジアムはカリフォルニア州イングルウッドにある。ロサンゼルス郡の一部である。

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ソーファイ・スタジアムの最大収容人数は?

同スタジアムで行われるNFLの試合における収容人数は7万人を越える。さらに大規模コンサートなどで追加の席を利用すれば、最大で約10万人を収容できる。

 

ラムズとチャージャーズの本拠地としての特別な機能

もっとも新しいスタジアムに相応しく、ビデオボードのサイズと先端技術は最大のセールスポイントだ。そのビデオボードは70,000フィート四方(約6.500メートル四方)と120ヤード(約110メートル)の長さを誇る。

その他に、5G高速インターネット、本建物の内装と外装のデザイン、豊富な商業施設などは、この巨額施設の主要なポイントである。

 

ラムズとチャージャーズの本拠地はどのように見えるか?

以下にソーファイ・スタジアムの内部と外観をいくつかの写真とビデオで紹介する。

With bold designs like advanced earthquake-resistant construction and innovative cooling air channels, SoFi Stadium's high profile is matched only by its remarkable, monumental scale. pic.twitter.com/Z0N9VX3t9R

— Science Channel (@ScienceChannel) September 9, 2020

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ソーファイ・スタジアムの名称の由来は?

金融企業SoFi(ソーファイ、Social Finance Inc.の略称)が20年以上にも渡って4億ドル(約420億円)を支払うことで命名権を獲得したと報じられている。

 

ソーファイ・スタジアムはワールドカップやオリンピックで使用されるのか?

2028年に予定されるロサンゼルスオリンピックでは、開会式および閉会式にこの施設が使用されることになると広く信じられている。また、2026年予定のFIFAワールドカップ(アメリカ・カナダ・メキシコ共催)においても開催会場のひとつとして有力候補に挙げられている。

さらに言えば、ソーファイ・スタジアムは2022年のスーパーボウル、2023年の大学アメフト・プレーオフ決勝戦も開催する予定だ。

(翻訳:角谷剛)

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