最初から疑問の残るプレーだった。カンザスシティ・チーフスのLB(ラインバッカー)ブリーランド・スピークスは、ニューイングランド・ペイトリオッツのQB(クォーターバック)トム・ブレイディを倒せたにも関わらず、手を放してしまった。
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試合終盤、ブレイディに腕を巻き付けたように見えたスピークスがグラウンドに倒れ込んでしまい、ブレイディに4ヤードのランでタッチダウンを許した。試合はペイトリオッツがチーフスを43-40で下した。
「ボールを投げたと思ったから、倒すことができなかった」とスピークスはNFL.comの記者に話した。「最悪だよ。本当に最悪だ。最後までやり切るべきだった」
Tom runs it.#KCvsNE | #GoPats pic.twitter.com/9SDnl9gIgm
— New England Patriots (@Patriots) 2018年10月15日
2012年以来のランプレーでのタッチダウンを記録したブレイディも同じく困惑していた。
「何が起きたかわからなかったよ」とブレイディは語った。「3人が向かってきていたからね。とにかくうれしかったよ。映像を見てみないと。ゴールラインが近かったから、そのままラインを割れると思ったんだ。勝つためにはそれが必要だったからね」
NFLでは「ラフィング・ザ・パサー」の新ルールで多くの反則が取られているが、リーグ屈指のベテランQBと対峙したルーキーのスピークスにもその影響があったと見られる。
「リスクを冒してでもやるべきだったんだ」とスピークスは話した。「反則を受けようが、プレーを続けて押し倒してやらなきゃいけなかった」
2018年のドラフト2巡目で指名されてチーフスに加入したスピークスは、この試合でタックルを6回とQBサックを1回記録した。これはデビュー以来最高のパフォーマンスで、6試合通算ではタックル11回とサック1回を記録している。
原文:Chiefs LB Breeland Speaks 'thought the ball was gone' on Tom Brady catch-and-release
翻訳:Kaito Kato
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