ホームレスだった少年が、NFLパンサーズのロースター入り

Chelsea Howard

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エフェ・オバダは大きな困難を乗り越え、カロライナ・パンサーズの53人枠のロースター入りを果たした。チームはレギュラーシーズンの選手登録枠53人を決定し、オバダはインターナショナル・プレーヤー・パスウェイ・プログラム(※)の一環として加入した最初の選手としてロースターに選ばれた。

(※編注:NFLを海外に普及することを一つの目標に、外国人選手を受け入れるプログラム)

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オバダがアメリカでプロのアメリカンフットボール選手になるまでの道のりは楽ではなかった。オバダはナイジェリアで生まれて、オランダから人身買収されてロンドンに移住。10歳のときにロンドンの道路に置き去りにされたとパンサーズの公式HPに報じられている。

「ここまで多くのものを失いました。多くの犠牲も払い、また、たくさんの苦しみも経験しました」とオバダは打ち明けた。「でも、これらの苦しみは今回のロースター入りで報われました。今まで僕のことを信じてくれた人たちには僕のことを誇らしく思って欲しいです。インターナショナル・プレーヤー・パスウェイ・プログラムの皆さまが僕たちみたいな人たちに手を差し伸べる基盤をつくってくれたことで、僕の人生は変わりました。でも、まだまだこれからです」

「最高です。まだまだこれからですが、ここまで来られたことは素晴らしいことです」

オバダは2015年に練習生としてダラス・カウボーイズと契約し、カンザスシティ・チーフスとアトランタ・ファルコンズを経て2017年シーズンが始まる前にパンサーズに加入した。ロースター入りしたのは今回が初めてだ。

「今までは契約しては放出されていました」とオバダは語り始めた。「僕は中に入ってみんなの目をきちんとみましたが、誰も僕に話しかけてくれなかった。僕も誰にも話さなかった。ロッカールームに着いても誰も僕を引き留めなかったし、話しかけてこなかった。ようやく、リベラコーチが会いにきてくれましたが、初めは信じられませんでした」。

「まだ実感が沸いていませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。願いが叶ったときの気分は最高です」

原文:Efe Obada makes Panthers 53-man roster after growing up homeless

翻訳:日本映像翻訳アカデミー


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