NFLペイトリオッツの選手42人が、脳障害を主張

Arthur Weinstein

NFLペイトリオッツの選手42人が、脳障害を主張 image

スーパーボウルで何度も優勝経験があるニューイングランド・ペイトリオッツ。初優勝から3度目までの優勝に貢献した約半数の選手が、脳障害の症状を訴えているとボストン・グローブが報じている。

→今なら無料視聴可。プロ野球・MLBを見るならDAZN(ダゾーン)に!

近年では、元NFL選手1万5000人以上がNFLに対し集団訴訟を起こし、10億ドルの賠償金で和解した。NFLと共に訴えられたリデルは、1989年から2014年の間リーグで使われるヘルメットを製造してきたが、2015年の和解にリデルは含まれておらず、裁判での争いは続いている。

そんな中、2002年、2004年、2005年のスーパーボウル優勝に貢献したペイトリオッツの選手約100人のうち42人が、試合や練習中に頭部へ度重なる衝撃を受けたことによって脳障害を負ったと主張している。

この42人の中にはDBのロイヤー・ミロイやランドール・ゲイも含まれている。現在、弁護士となった35歳のゲイは、フットボールに関連したケガがうつ病を引き起こすのではないかと語っている。

「朝起きると、誰も周りにいて欲しくないと思う日があります。1人で部屋に居たい、何もしたくない。TVさえ見たくない。自分でもなぜそんな気持ちになるのか分からないのです」とゲイは言う。

さらには、フランチャイズとしてペイトリオッツが設立された1960年から現在までに、ペイトリオッツの元選手340人以上がNFLとリデルに対し脳障害を主張する訴訟を起こしているという。その中には殿堂入りのサム・カニングハム、スティーブ・グローガン、ジョン・ハナーそしてスタンレー・モルガンなど10人も含まれている。また、死後に慢性外傷性脳症(CTE)と診断されたジュニア・ソーやアーロン・ヘルナンデスなど8人の元選手も同様に含まれている。

原文:Dozens of Patriots from Super Bowl-winning teams claim brain-injury symptoms
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

Arthur Weinstein