フィラデルフィア・イーグルスはチーム史上初めて、スーパーボウルで優勝を遂げた。ペイトリオッツは、それを阻止することができなかった。41-33で、イーグルスが死闘の末に栄冠を手にした。
第52回スーパーボウルは大いに盛り上がり、両者大量得点で競い合うこととなった。両チームのクウォーターバック、トム・ブレイディとニック・フォールズは、後半になると互いにタッチダウンパスを決め合い、スコアボードに点数を刻み込んでいった。しかしペイトリオッツを最も苦しめたのは、なんといってもイーグルスのディフェンスだろう。
ペイトリオッツは、なぜ負けたのか。以下、その理由を3つ挙げてみた。
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1.ディフェンスのキーマンがベンチに
ペイトリオッツは合計538ヤードものゲインを許した。イーグルスのクォーターバックのフォールズは合計373ヤードのパスを成功させ、3つのタッチダウンを成し遂げた(ちなみに彼のインターセプトは、たまたまペイトリオッツのワイドレシーバーのアルション・ジェフリーがサーカスキャッチをしようとして失敗したラッキーなものだった)。そしてランニングバックのレガレット・ブラントは、古巣であるペイトリオッツに対して、90ヤードのゲインと1つタッチダウンを決めた。
ペイトリオッツのヘッドコーチであるビル・ベリチックはコーナーバックのマルコム・バトラーをベンチに下げたが、ペイトリオッツは彼を使っても良かっただろう。イーグルスが継続的にヤードを稼いだことにより、ペイトリオッツらしからぬ形でタッチダウンを許してしまった。
.@NFoles_9 to @ZERTZ_86 for the @Eagles TD!! #SBLII pic.twitter.com/WyaH93hkw2
— NFL (@NFL) 2018年2月5日
2.オフェンスラインがブレイディを守り切れなかった
ブレイディは合計505ヤードを稼ぎ、3つのタッチダウンを奪った。これはスーパーボウルレコードに迫る数字だ。しかし、ブレイディは度々敵からの襲撃に会い、正確なパスを投げる事が出来なかった。
ブレイディは試合を通して一回しかサックを受けていないが、その一回が致命的なプレーだったことは間違いない。
ブレイディはポケットにいる時も、いつもより居心地が悪そうだった。この試合ではブレイディはボールをキャッチしてから投げるまでに十分な時間が確保できず、正確なパスを放ることができていなかった。
OH MY GOODNESS. #SBLII pic.twitter.com/t5NrJ5WeHG
— NFL (@NFL) 2018年2月5日
3.ペイトリオッツはオフェンスのバランスを失っていた
ペイトリオッツは後半、時間稼ぎが上手くできていなかった。ペイトリオッツの攻撃は短く効率的なものだったが、タイムマネジメント能力に欠けていたため、第4クォーターで苦しむ羽目になった。
ランニングバックのジェームス・ホワイトは45ヤードと1つのタッチダウンを決めて、ペイトリオッツを勢いづけた。一方スタメンでランニングバックだったディオン・ルイスは、9つのキャリーで39ヤードを獲得した。
ブレイディとロブ・グロンコウスキーはジョー・モンタナとジェリー・ライスの持つNFLポストシーズン記録である12タッチダウンに並んだが、ペイトリオッツはもっとランプレーを使うべきだった。
原文:Super Bowl 52: Three reasons why Patriots lost to Eagles
翻訳:佐藤辰哉
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