パッカーズLBへの反則判定は「正しかった」NFLが主張、「いい前例に」

Gabrielle McMillen

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9月16日に行われたグリーンベイ・パッカーズ対ミネソタ・バイキングスの試合で、クレイ・マシューズに対し“ラフィング・ザ・パッサー(パッサーに対してボールを放した後にタックルなどを決める反則行為)”の判定を下したことは正しい判断だったとNFLは繰り返し主張した。加えて、この判定はNFL全体にとってもいい前例となったことも語った。

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審判のトニー・コレンティは、マシューズが第4クォーター後半で相手QBのカーク・カズンズを持ち上げグラウンドに投げつける行為をしたとしてペナルティを科した、と語った。NFL関係者によると、NFLは「パッサーの足を後ろから掴み、上へ持ち上げる行為は反則にあたる」として、今回の反則判定は断固として間違いなかったと主張しているという。

パッカーズのインターセプトが決まりそのまま勝利するかもしれないという場面で今回の反則判定が下された為、試合はそのまま延長戦に突入したのち29対29の引き分けで終わった。

「最悪なのが、再判定のためにNFLへ抗議したとしても、どうせ審判は正しくて、俺が悪いって言われると思うんだ」と試合後マシューズはコメントした。当時コレンティの判定の理由が分からず、判定に対して批判的で、他にどの様にプレイすべきだったかは分からなかったと語った。

昨年パッカーズのQBアーロン・ロジャーズはミネソタ・バイキングスのLBアンソニー・バーにタックルをされ、鎖骨を骨折した為、試合から離れる期間が2か月にも及んだ。そういった背景からもパッカーズコーチのマイク・マッカーシーはQBを死守しようとするNFLの体制には肯定的だが、LBも同時に守って欲しいと語った。

「ルールで改善できるものはないかと常に気を配っていないといけないと思うんだ。それが現状出来ていないと思う。(同試合でバイキングスのLBエリック・ケンドリックも同様のペナルティを科せられたことに触れ)二つのペナルティを思い返してみて。QBたちはボールを投げようとしているよね? ボールを投げようとしながら無防備な状態で目の前にいたらタックルされることも視野に入れなくてはいけないと思うんだよ」

「確かにフットボールの試合の目的はタッチダウンを決めることだけど、ディフェンスはそれを阻止することが使命だから、そこが判定の難しいところだよね。QBをタックルして阻止することが今回みたいにペナルティを取られてしまうんだとしたら、試合を進めていくうえで不利な状況だよね? それは変えていかなきゃいけないと思う」と試合後の17日にマッカーシーは語った。

原文:NFL says call on Clay Matthews for roughing the passer was correct

翻訳:Yuri Kondo


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