パッカーズが49ersに勝利した第6週の一戦 注目すべき3つのポイント

Alexis Mansanarez

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ディズニーでさえもマンデーナイトの結末を上回るハッピーエンドを描くことはできないだろう。

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苦境にあえぐ2チームによる熱戦で、見事なカムバック劇があった。グリーンベイ・パッカーズは、わずか1勝しか挙げておらず、控えクォーターバックを先発に起用しているサンフランシスコ・49ersをホームのランボーフィールドに迎えた。それでも49ersはパッカーズと肩を並べるプレーを見せ、ゴールデンタイムの他の試合がそうであったように、エキサイティングな一戦であった。

しかし、どちらのプレーコーラーもこのハイスコアリングゲームに決着をつけることができなかった。33-30でパッカーズの勝利を決定づけたのは、NFL史上最悪な週を経験したキッカーだった。

第5週の試合でパッカーズが負けた際、メイソン・クロスビーは5回のキックのうち、4回のフィールドゴールと1回のエキストラポイントアテンプトを失敗した。11年プレーしているベテランらしからぬ悪夢のようなパフォーマンスであった。

だが、今週クロスビーは完全に調子を取り戻し、試合を決定づけた27ヤードのフィールドゴールを含め、パーフェクトな結果を残した。

第4クォーターでアーロン・ロジャースの右に出る者はいない

第4クォーター、それも残り2分で、ロジャースは一気にスパートをかけた。残り時間わずかとなってから、このベテランのクォーターバックは、いかに自分が他よりも優れた選手であるかを見せつけた。

彼は2008年以降、最も高い第4クォーターQBレイティングで試合を迎え、パッカーズの勝率を.500に押し上げるには、さらなるカムバックウィン(逆転勝利)が必要だった。

偉大な選手が皆そうであるように、彼もまた成し遂げた。

リードされたまま最終クォーターに突入し、ロジャースの最初のドライブは特に目立ったものではなかった。彼はターンオーバーを許してしまい、続いて49ersが2度目のサックを記録し、スリーアンドアウトに終わった。だが、これらがロジャースを動揺させることはなく、2ミニッツウォーニング明けに4プレーで58ヤードのタッチダウンドライブを決め、試合を同点にした。

その後、ロジャースは意外なターゲット、エクアニメウス・セント・ブラウンを見つけパスを通し、彼の19ヤードのキャッチが勝ち越しのドライブへつながった。

ロジャースは最終的にパス46回中25回成功、425ヤード獲得という今シーズン2番目に高い成績を残し、それに加えて2タッチダウンをマークした。なんとこれらはヒザに大きな保護装具を着けていながらの記録だった。

時計が進むにつれて新たなディフェンスが生まれた

両チームのディフェンスが機能するまでにはなんと3クォーターもかかった。

試合の序盤はディフェンスが苦戦したことで、ロジャースと49ersのクォーターバック、C.J.ビーサードとの一騎打ちとなり、これによりファーストクォーターでの得点数が今シーズン最多となった。

オフェンスの活躍は言うまでもなくセンターの2人の選手によってもたらされたが、一方で、相手のディフェンスも誰のためにもならないようなプレーをしていた。前半は、49ersのディフェンスはロジャースにうまくかわされてしまい、パッカーズのずさんなディフェンスはビーサードを抑えられずにいた。

だが、両チームとも大事な場面ではしっかり修正し、ビッグプレーを見せた。後半パッカーズは49ersのフィールドゴールをわずか2本に抑え、49ersはナンバー1、フォースクォーター・プレーコーラーのプレーを何度も止めた。

しかしながら、この試合におけるディフェンスの最優秀プレーはパッカーズのコーナーバック、ケビン・キングが49ersの最終ドライブをインターセプトし、ロジャースへボールを渡し、後にクロスビーへと繋がったプレーである。

C.J.ビーサード、ランボーで大きく一歩前進

パッカーズのクォーターバックが苦戦するのも無理もない。ロジャースがケガでシーズンの半分を欠場していたのは、ほんの昨シーズンのことだ。

今年は、49ersも先発クォーターバックがシーズンエンドとなるケガに苦しんでいる。これにより、控えクォーターバックのビーサードが出場することになった。

ランボーフィールドのまばゆいライトのなか、観客の視線はこの24歳のクォーターバックに釘付けとなった。

勝利とはいかなかったものの、強豪チームのひとつと五分五分で戦えることを証明した。

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズが「サンデーナイトフットボール」で見せたように、ゴールデンタイムに放映されたタフな試合で、ビーサードもスポットライトを浴びるにふさわしい選手であることを見せた。

キャリア2年目となるこのクォーターバックは、これまでで一番の活躍となるパス成功率69.6%(23回中16回成功)を記録した。また、2タッチダウンと1インターセプトをマークした。

原文:Three takeaways from the Packers' win over the 49ers

翻訳:Yurika Hirano


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