コリン・キャパニックの100万ドルチャリティーが最終段階に入った。今月17日のコリンのツイッターによると、これから10日間、著名人らとともに、最後の10万ドルを毎日1万ドルずつ寄付していくという。
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この日、元サンフランシスコ49ersのクォーターバックであるキャパニックは、若年層や移民、低所得層を支援している北カリフォルニアのコミュニティ組織「Silicon Valley De-Bug」が最初の寄付先であることを発表した。そして、ゴールデンステイト・ウォリアーズのフォワード、ケビン・デュラントが、コリンと共に1万ドルを寄付したことも明かした。
For the last round of my #MillionDollarPledge I'm going #10for10! My brother @KDTrey5 is joining & chose DeBug in the Bay Area! I’m donating $10k, KD's donating $10k! Thank you brother for all the hard work! See it on https://t.co/xr8M9wiOiq & check tomorrow to see who's joining! pic.twitter.com/G4Ltvcv4rb
— Colin Kaepernick (@Kaepernick7) 2018年1月17日
(コリン・キャパニックのツイッター:
100万ドルチャリティーの最終ラウンドでは、1万ドルを10の団体に贈るよ!親友のケビンも参加してくれて、寄付先はベイエリアにある「De-Bug」に決まった。僕もケビンも1万ドルずつ寄付する。尽力してくれたブラザーに感謝!詳細は「 http://kaepernick7.com 」を見てね。明日は誰が参加してくれるのか、お楽しみに!)
キャパニックは、49ersに在籍していた2016年のプレシーズンゲームで、国歌斉唱中に片膝をついて抗議する活動を始め、同年10月に100万ドルチャリティーを宣言した。抗議活動は、人種間の不平等と警察による暴力行為に対してのものだったが、結果的には、活動に参加したNFL選手たちを非愛国者だと非難する政治的大騒動の火種となってしまった。
チャリティーの宣言以来、彼が寄付してきた慈善団体は30を超え、その分野は多岐にわたる。
昨シーズン、49ersで1230万ドルも稼いだキャパニックだが、今シーズンはどのチームとも契約に至らなかった。キャパニックは、抗議活動をした自分をリーグから排斥するためにNFLオーナー陣が結託して契約しないことを決めたのだとして、昨年10月にオーナー陣を告訴した。しかし、NFLはこの主張を否定している。
原文:Colin Kaepernick begins final $100K of his million-dollar pledge to charities
翻訳:日本映像翻訳アカデミー