カウボーイズの敗因は、疑惑のペナルティ判定?

Tadd Haislop

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現地21日の試合で、ダラス・カウボーイズのキッカー、ブレット・マハーが52ヤードアテンプトのフィールドゴールを失敗、そのまま時間切れとなりワシントン・レッドスキンズ相手に敗れた。彼は左上に蹴り上げ、ボールは大きく弾かれてしまった。

ああ、もしあのキックがレッドスキンズ陣内33ヤード地点からではなく28ヤードからであったら、おそらく成功していただろう。

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ベテランのロングスナッパー、L.P.ラデゥサーは、「スナップインフラクション(Snap Infraction)」の反則をとられ、カウボーイズは28ヤードのフィールドゴールアテンプトから5ヤードの罰退となった。ペナルティが課された直後に、NFLオフィシャル(審判団)は公式ツイッターアカウント上で、同ペナルティの説明を行った。

「センターの選手がボールを不正に動かしたことで、ディフェンスがニュートラルゾーンを越えて進入し、ラインマンへのコンタクトにつながった」とNFLの審判部門バイス・プレジデントのアル・リベロンはツイートで述べている。

あのコールは、何というか……実に興味深い。ラデゥサーをはじめとする多くのロングスナッパーはスナップ時に、ボールを最終的にセットするまでの一連の流れのなかで、あのようにボールを動かしたりする。また、NFLの2018年版ルールブックに「ボールを不正に動かす」という文言は見当たらない。

「ボールの下の方に手を置き、正しい方向へスナップできるように、単にボールの位置を調整しただけさ」ラデゥサーは言った。「これまで14年間同じようにやってきた……決して彼のオフサイドを誘ったわけではない。あの場面がどういう状況かわかっていた。ただただ残念だ」

NFLのルールブックは、「ボールがレディフォープレーになり、スナップより先に、オフェンスの選手が定位置についた後に動く、プレーの開始に酷似する動きをする、あるいはモーションの選手がスクリメージライン方向へ動いた場合はフォルススタートとする。また、一人、あるいは複数の選手による、スナップの開始を思わせるような突発的な素早い動きはいかなるものであってもフォルススタートとする」としている。

この試合はレッドスキンズが20-17で勝利した。カウボーイズの今シーズンの成績は2勝3敗。レッドスキンズが4勝2敗でNFC東地区をリードしている。

原文:Questionable snap infraction call costs Cowboys against Redskins

翻訳:Yurika Hirano


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Tadd Haislop

Tadd Haislop is the Associate NFL Editor at SportingNews.com.