QB(クォーターバック)のイーライ・マニングに対するオデル・ベッカムJr.のコメントについて、「ものすごく激怒している」というニューヨーク・ジャイアンツのパット・シューマーHC(ヘッドコーチ)は7日、このスターWR(ワイドレシーバー)にチームメートとの「関係を正すように」仕向けたという。
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しかしシューマーはその日、ジャイアンツ攻撃陣の不振をマニングのせいにしたとも取れるこのベッカムのインタビューについて、自身がどう感じているか詳しくは語らなかった。
シューマーは、33対31の極めて厳しい敗北の後、声を大きくして言った。「私はこの一連の”ドラマ”についてオデルと話したし、チームとも話しました。私は彼のコメントに賛成しないことを公言していますし、今さら、この件について話すつもりは一切ありません。そんなことをすれば、私は狭量で弱い人間ということになってしまいますからね」。
「ロッカールームでは、こういうことは起こります。この件はロッカールームで解決されました。私はこれ以上何も言うつもりはありません。以上でおしまいです。“ドラマ”ではなく、フットボールの話をしましょう」
7日の彼のパフォーマンスもスリリングな“ドラマ”だった。パンサーズのタッチダウンにつながるパント処理の失敗もあったが、彼にとって今シーズン初のタッチダウンレシーブを含む8回のレシーブで131ヤード獲得、そして、ランニングバックのセイクワン・バークリーへの57ヤードのタッチダウンパスもあった。
.@OBJ on team unity and building off a tough defeat. pic.twitter.com/t1uKV8AXng
— New York Giants (@Giants) 2018年10月7日
厳しい敗北でのチームの結束と立て直しについて語るオデル・ベッカムJr。
その後、ベッカムはコメントを取り消すことや謝罪をすることはなかった。それどころか、彼はこの状況はチームにプラスの影響があったと考えている。
「僕は何も後悔していない」と彼は記者たちに言った。「自分の言ったことには何も後悔していない。我々が示したように、チームとして結束するのにそれが必要だったのであればね。僕はいつだってこういうことを引き受けても構わない」。
彼がESPNとのインタビューで伝えた気持ちは、第2週にカウボーイズに負けた時から膨らんでいったと彼は言う。
「それはずっと僕の心の中にあって、どんどん膨らんでいったんだ。そして、間違った方法で表に出てしまった。僕は(シューマーに)メールを送って、1分間、チームに話してもいいか聞いたんだ。皆の考えがバラバラで本物でなければ、お互いに理解し合えたとしても常にミスコミュニケーションが起きると感じたからだ」とベッカムは7日の敗戦の後に言った。
「だから、それができることは僕にとって重要なことだった。僕はその場に出て行くことが不安だった。彼らは毎日会っている兄弟だが、彼ら全員の前に立つことは精神的につらいものだった。それだけに僕は我々が結束して戦ったことに興奮しているんだ。さっきも言ったように、我々は勝利にはわずかに及ばなかったが、よく戦った」
マニングを含むベッカムのチームメートの何人かは試合後、チーム全体に言う必要はなかったものの、有益でもあったと言った。
「100パーセントポジティブだ」とWRのラッセル・シェパードは言った。「我々はあの日、必死にプレーした。それが見られた。ただ、勝ち切れなかっただけだ」。
その敗れた試合で、終盤に2本のタッチダウンパスを決めたものの、2本インターセプトを喫したマニングは、一連のコメントに関してそれほど気にしていない様子だった。
「僕は何も聞いていないんだ」と彼は言った。「オデルと僕はすばらしい関係を築いている。我々の頭にあるのは、全員がフィラデルフィア・イーグルスを倒すために集中力を保つということだ」。
ジャイアンツとイーグルスは日本時間12日、ニューヨークで対戦する。
原文:Odell Beckham Jr. doesn’t regret Eli Manning remarks; Giants coach addresses ‘drama’
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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