“NFL最高の選手”との呼び声が高いアントニオ・ブラウン。
彼は、どんな話題でもためらわず自分の考えを話す。それが、契約などの話しづらいトピックだったとしてもだ。
所属チームとの新契約を望むカリル・マックとアーロン・ドナルドが、トレーニングキャンプをホールドアウト(欠席)し続けている。両選手はNFLオールプロに選出された実力者だ。彼らの行動に賛同して、先日、ブラウンが以下の内容を投稿した。
ブラウンのインスタグラム:
「ライオンズは、引退を決めた(カルビン・)ジョンソンに契約金の払い戻しを要求した。2012年の契約で、彼が手にした1600万ドルの一部をだ。
NFL選手会の記録によると、ジョンソンは引退時に、ライオンズに32万ドルを支払った。契約金を分配計算した320万ドルの約10分の1を支払ったことになる。ライオンズは労使協定にのっとって、払い戻しを要求したんだろう。
1999年にも同様のことがあった。ライオンズは、契約期間を残して引退する(バリー・)サンダースに、払い戻しを要求した。
ジェイソンは『もしチームに残れば、払い戻しは要求しないと言われた。しかし、残っても問題は解決しない。僕には僕の想いがあった』と話していた」
デトロイト・ライオンズは、カルビン・ジョンソンの引退時に契約金の一部を払い戻すよう要求した。この契約金は、2012年の契約で彼が手にしたものだった。ブライアンは、当時の経緯をインスタグラムに投稿したのだ。
キャプションには「NFL選手が用心深いのには理由がある……」と書かれている。
NFLでの選手生命は短い。プロとして活躍できるのはわずか数年だ。そのため、チームは保証なしの契約しか提示しない。一方で、選手たちはより多くの契約金を望み、ホールドアウトする。
フリーエージェントとなったカーク・カズンズは、バイキングと全額保証の3年8400万ドルで契約した。NFL史上最高の契約を勝ち取ったことになる。
今回のブラウンの投稿は、NFLで共に戦う仲間を思っての行動だろう。実際のところ、長期契約を望むチームメイトのリビオン・ベルを後押ししたかったのかもしれない。
今後、NFLの選手たちがより多くの保証を望むのなら、次回の労使協定で交渉が必要となるだろう。
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原文:Antonio Brown says players need to 'take care of themselves'
翻訳:日本映像翻訳アカデミー