【12月9〜13日】NFL 2022 第14週の日程と主な見どころ:レイブンズ、ベンガルズが首位に並ぶAFC北地区の2カードに注目

牧野豊 Yutaka Makino

【12月9〜13日】NFL 2022 第14週の日程と主な見どころ:レイブンズ、ベンガルズが首位に並ぶAFC北地区の2カードに注目 image

各地区の情勢が千差万別の中、第14週で注目したいのは、AFC北地区同士が対戦するボルティモア・レイブンズ対クリーランド・ブラウンズ、シンシナティ・ベンガルズ対ピッツバーグ・スティーラーズの2カードだ。

第13週を終えた時点で同地区は、レイブンズと昨季のAFC王者・ベンガルズが8勝4敗で首位に並び、ブラウンズとスティーラーズは5勝7敗だが共に2連勝中と機運を上げてきている。

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レイブンズは、前週の対デンバー・ブロンコス戦の序盤にエースQBラマー・ジャクソンが負傷退場したが、代役のタイラー・ハントリーが決勝タッチダウンランを決めるなどの活躍で10-9と勝利をもぎ取った。スティーラーズ戦の先発QBは未定だが、地区タイトルに向かう準備はできている。

先発QBが定まらない中、何とか粘りを見せているスティーラーズは、難敵を撃破することで、マイク・トムリンHCの15シーズン連続勝率5割以上の継続記録更新に向けて望みをつなぎたいところだ。

一方、昨季のAFC王者ベンガルズはシーズン序盤こそ出遅れたものの、ここにきて4連勝と上昇の兆しを見せている。特に前週はAFC西地区で首位をひた走るカンザスシティ・チーフスに逆転勝利(27-24)。QBジョー・バロウはパス31回中25回成功の2TDと、一躍MVP候補に名乗りを上げる活躍を見せた。今週は、11試合の出場停止処分が解けたデショーン・ワトソンが先発QBに戻ってきたブラウンズを地元で迎え撃つ。

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ビルズ、イーグルスの優勝候補も地区ライバルと対戦

また、勝率5割以上のチーム同士の対決では、今季2度目の対戦となるAFC東地区のニューヨーク・ジェッツ(7勝5敗)対バッファロー・ビルズ(9勝3敗)と今季初対戦となるNFC東地区のフィラデルフィア・イーグルス(11勝1敗)対ニューヨーク・ジャイアンツから目が離せない。ビルズは第9週でジェッツに5連勝を阻止された(20対17)雪辱を晴らし、地区優勝に大きく近づきたい。ジャイアンツは地元でNFL最高勝率のイーグルスの勢いを止めたいところだ。

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NFL 2022 第14週 日程・対戦カード

日本時間12月9日(金)/現地8日

ラスベガス・レイダース(5勝7敗) @ ロサンゼルス・ラムズ(3勝9敗)

日本時間12月12日(月)/現地11日

ニューヨーク・ジェッツ(7勝5敗) @ バッファロー・ビルズ(9勝3敗)
クリーブランド・ブラウンズ(5勝7敗) @ シンシナティ・ベンガルズ(8勝4敗)
ヒューストン・テキサンズ(1勝10敗1分) @ ダラス・カウボーイズ(9勝3敗)
ミネソタ・バイキングス(10勝2敗) @ デトロイト・ライオンズ(5勝7敗)
フィラデルフィア・イーグルス(11勝1敗) @ ニューヨーク・ジャイアンツ(7勝4敗1分)
ボルティモア・レイブンズ(8勝4敗) @ ピッツバーグ・スティーラーズ(5勝7敗)
ジャクソンビル・ジャガーズ(4勝8敗) @ テネシー・タイタンズ(7勝5敗)
カンザスシティ・チーフス(9勝3敗) @ デンバー・ブロンコス(3勝9敗)
カロライナ・パンサーズ(4勝8敗) @ シアトル・シーホークス(7勝5敗)
タンパベイ・バッカニアーズ(6勝6敗) @ サンフランシスコ・49ers(8勝4敗)
マイアミ・ドルフィンズ(8勝4敗) @ ロサンゼルス・チャージャーズ(6勝6敗)

日本時間12月13日(火)/現地12日

ニューイングランド・ペイトリオッツ(6勝6敗) @ アリゾナ・カーディナルス(4勝8敗)

※バイウィーク(試合なし)

アトランタ・ファルコンズ(5勝8敗)
シカゴ・ベアーズ(3勝10敗)
グリーンベイ・パッカーズ(5勝8敗)
インディアナポリス・コルツ(4勝8敗1分)
ニューオリンズ・セインツ(4勝9敗)
ワシントン・コマンダース(7勝5敗1分)


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牧野豊 Yutaka Makino

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東京・神田生まれの神田育ち。上智大学卒。1993年から約30年間、スポーツ専門出版社で雑誌・書籍・ウェブ媒体の取材・原稿執筆・編集全般に携わる。その間、バスケットボール(NBA含む)、アメフト(NFL含む)のムック、水泳競技、陸上競技の月刊定期誌の編集長を歴任。各競技の国内主要大会をはじめ、アジア大会、世界選手権、オリンピック等、国際大会の現地取材を経験。