2月25日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン9戦目であり、NBLカップ3戦目となるアデレード・36ers戦に先発出場した。
28分33秒の出場でフィールドゴール5本中2本、フリースロー2本中2本成功の7得点、1アシスト、1スティール、6ターンオーバー、3パーソナルファウルを記録した。試合はユナイテッドが82-73で勝利している。
【試合動画】メルボルン・ユナイテッド対アデレード・36ers
これで4試合連続で先発出場となった馬場は、第1クォーター残り7分26秒にミッチ・マッキャロンのパスを受け、ベースラインからのミドルジャンパーを決めこの日初得点。
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このショットで10-2とリードしたユナイテッドは、その後も畳みかけるように得点を重ね、同クォーターを31-8と36ersを圧倒した。
しかし、第2クォーターに入ると気の緩みが出たのか、チームとしてミスが目立ち始める。前半残り残り7分55秒で再びコートに戻った馬場も、ターンオーバーやオフェンシブファウルを記録。47-34とリードを10点削られた状態でハーフタイムを迎えた。
後半もスタートで出場した馬場は、第3クォーター残り4分17秒に3ポイントショットを決めた。これでスコアを56-45とし、一時は8点差まで詰め寄られていたリードを再び二桁に戻した。
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64-52で迎えた最終クォーター、一時はユナイテッドがリードを13点差まで戻したものの、36ersの猛攻を受け、試合残り1分12秒で76-72と4点差まで迫られた。
しかし、続くポゼッションで馬場が積極的なドライブから相手のファウルを誘い、獲得したフリースローを2本とも決め、残り49秒で78-72とリードを広げる。その後のファウルゲームでもユナイテッドは確実にフリースローを決め続け、82-73で勝利を納めた。
馬場はNBLキャリア最多となる6ターンオーバーを犯してしまったものの、ディフェンスでは大型ポイントガードとして注目されているルーキーのジョシュ・ギディーを1アシストに抑えるなど、強度の高い守備でチームに貢献した。
これでチームは2連勝となり、レギュラーシーズン成績は8勝1敗でリーグトップ、NBLカップの成績を2勝1敗(勝ち点11.5)で現在2位にランクインしている。
ユナイテッドは次戦、2月27日の日本時間18時からシドニー・キングスと対戦する。