2月20日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン7戦目であり、NBLカップ初戦でもあるパース・ワイルドキャッツ戦に先発出場した。27分1秒の出場でフィールドゴール8本中3本、3ポイントショット4本中1本成功の7得点、3リバウンド、2アシスト、1スティール、3パーソナルファウルを記録した。試合はユナイテッドが85-89で今季初黒星を喫した。
NBLカップは今季から初めて導入されたもので、各チームの総当たり戦でそれぞれ8試合を行ない、8試合終了時に勝ち点が最も高いチームが優勝となる。試合に勝利すると3ポイント、クォーターに勝利すると1ポイント、クォーターが引き分けの場合は0.5ポイントの勝ち点を獲得できる。勝敗の成績はレギュラーシーズンにも反映される仕組みだ。
試合開始からシュートミスやターンオーバーが続いたユナイテッドは、1-7と遅れを取った状況でたまらずタイムアウトを取る。それをきっかけに立て直すと、第1クォーターは20-20の同点で終了。
続く第2クォーター残り7分25秒にはワイルドキャッツのターンオーバーから生まれた速攻で、先頭を走る馬場がダンクでフィニッシュし、この日初得点を記録。NBLでのレギュラーシーズン初ダンクとなった。
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さらに同クォーター残り4分19秒には、タイムアウト明けにジャック・ホワイトのパスを受け、コーナーからの3ポイントショットを決めた。
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何度も離されながらも、前半終盤に反撃を見せたユナイテッドは37-41と4点を追う状況でハーフタイムを迎えた。
後半開始から怒涛のオフェンスで一気に逆転に成功したユナイテッド、第3クォーター残り6分19秒には得点後に油断した相手の隙を突く速攻から馬場がリバースレイアップを決めた。
最大7点のリードを作ったユナイテッドだったが、この日シュートが不調だった相手のエースのブライス・コットンが徐々に調子を上げ始め、第3クォーター終盤に再びリードを奪われた。
64-65のスコアで迎えた最終クォーターはリードの奪い合いとなった。勝負のかかる試合終盤にも、エースストッパーとしてコットンを守った馬場だったが、試合残り40秒にコットンが逆転3Pショットを決める。
最後にユナイテッドにも逆転のチャンスが訪れるも、スコッティ・ホプソンが2本の3Pショットを外し、今季初黒星が決定的となった。