2月25日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン10戦目であり、NBLカップ4戦目となるシドニー・キングス戦に出場した。
馬場は、23分42秒の出場でフィールドゴール8本中4本、3ポイントショット5本中2本、フリースロー1本中1本成功の11得点、3リバウンド、1スティールを記録した。試合はユナイテッドが83-80で勝利している。
【試合動画】メルボルン・ユナイテッド対シドニー・キングス
主力ガードのひとりであるシェイ・イリの復帰、フォワードのジャック・ホワイトの欠場などもありラインナップを大幅に変えてきた影響で、久々にベンチからの出場となった馬場は、第1クォーター残り4分50秒にこの日初登場。チームは立ち上がりから相手に連続10得点を許すなど、流れを掴めないまま第1クォーターを16-28とリードされた。
続く第2クォーターに入ると、少しずつリードを削り始め、第2クォーター残り3分49秒には馬場が相手ディフェンダーをステップでかわし、ファウルを受けながらフローターを決める3ポイントプレイを成功させた。
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34-43のスコアで迎えた後半、第3クォーター残り6分27秒にコートに戻った馬場は同クォーター残り5分42秒にこの試合1本目の3Pショットを決める。さらに残り1分54秒には2本目となる3Pショットでユナイテッドは56-54と逆転に成功。
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接戦となった最終クォーターでは、残り6分48秒に相手のミスショットから生まれた速攻で、イリのパスを受けた馬場がレイアップを決め、68-65とリードを広げる。そして直後のディフェンシブポゼッションでは、この日大活躍だったデヤン・バシリイェビッチからオフェンシブファウルを引き出し、一気に流れをユナイテッドに引き寄せた。
試合のこり4分9秒で馬場がベンチに下がったあとも、キングスの反撃を凌ぎ続け、ユナイテッドが83-80で激戦を制した。
これでチームは3連勝となり、レギュラーシーズン成績は9勝1敗でリーグトップ、NBLカップの成績を3勝1敗(勝ち点17.5)でトップに躍り出た。
ユナイテッドは次戦、3月5日の日本時間17時半からニュージーランド・ブレイカーズと対戦する。