比江島慎が入団したオーストラリアリーグ(NBL)に所属するブリスベン・ブレッツのアンドレイ・レマニスHCが、現地メディア陣に対して比江島について語った。オーストラリア代表のヘッドコーチも務めているレマニスHCは、日本でキャリアを続けることもできたであろう比江島が、選手として成長するためにNBLでプレイすることに挑むその姿勢を高く評価している。
For the MVP of the @B_LEAGUE to drop everything and move to Australia, says a lot about the NBL 💪 #ForeverBrisbane pic.twitter.com/XE8hYRmAoq
— Brisbane Bullets (@BrisbaneBullets) August 6, 2018
「(比江島慎の加入は)とても楽しみだ。日本で国際試合を行なったとあとに、以前このリーグでコーチ経験があり現在日本でコーチしているショーン・デニスから彼を紹介された。慎がバスケットボール選手としての成長を求めていて、オーストラリアリーグでプレイすることでそれを成し遂げられるのではないかと考えていると伝えてくれた。そこから慎とミーティングをしたり、(入団するまで)多くの努力があったので、全員にとって良い結果になることを望んでいる。
彼はとても落ち着きのあるプレイができ、オフェンス面でのスキルは特に優れている。私にとって最も重要だったのは、代表戦で彼はNBLのトップ選手を相手にプレイをしていたということだ。彼は得点能力が高く、ドライブ、パス、判断も長けている。スカウティングの段階から注意していた選手だった。あの環境で結果を出せていたのだから、NBLでもそれが通用すると考えている。
彼にとっても大きな決断だったはずだ。彼は多くを犠牲にして移籍するのだ。英語が話せない状態で、異国の地に足を踏み入れることとなる。日本のリーグではMVPだったのだから、日本で居心地の良い選手生活を送ることもできたはずだ。しかし彼は成長することを選んだ。彼は2019年のワールドカップ、2020年のオリンピックに向けて日本代表のために成長したいと考えている。彼のそういった考えがとても好きで、私にとってその姿勢こそがうまくいくだろうという自信につながった。
(言語の壁は)もちろん影響はあるだろう。2年前にもふたりの中国人選手がいたときにそれを経験している。通訳がいるとどうしても一枚フィルターを通す形になってしまう。しかし世界的に見れば、現在のバスケットボールはそれが当たり前だ。全員が同じ言葉を話すわけではなく、多くの通訳が練習や試合に関わっている。
彼の英語力はかなり限られている。もちろん私の日本語よりかは彼の英語の方が上手いだろうが、限られているだろう」。
比江島はすでにオーストラリア入りしており、チームとも合流している。
Looking good in 🔵 @Hiejima_m6 #ForeverBrisbane pic.twitter.com/LfSkjrYxNk
— Brisbane Bullets (@BrisbaneBullets) August 6, 2018
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