ザイオン・ウィリアムソン「キャリアを通じてひとつのチームに残るつもり」

Sporting News Japan Staff

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2019年のNBAドラフトでニューオーリンズ・ペリカンズに全体1位指名されたザイオン・ウィリアムソンは、スーパースターになると大きな期待を寄せられている。

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ただ、ウィリアムソンがペリカンズにとどまるのは数シーズンで、全盛期にはより市場規模が大きなチームと契約するとの見方も少なくない。

だが、7月29日(日本時間30日)、ウィリアムソンは「自分にできるベストの答えを言うよ。個人的には、ずっとひとつのチームにとどまるのが好きなんだ」と否定した。

「コービー(ブライアント)やダーク(ノビツキー)みたいなのが好きだった。マイケル・ジョーダンのファンなら、ワシントン・ウィザーズでのことは打ち消すと思う。ひとつのチームに残りたいけどトレードされる選手たちもいる。僕はキャリアを通じてペリカンズに残るつもりだ。ただ、何かが起きたとしても、僕は嫌いだから去るわけじゃない。ビジネスというだけだ」。

ブライアントはロサンゼルス・レイカーズに20シーズン在籍し、5度の優勝を成し遂げた。ノビツキーはダラス・マーベリックスに21シーズン所属し、やはり優勝を果たしている。

昨季のペリカンズはプレイオフ進出を逃した。だが、ウィリアムソンは「チームメイトを信じている。天井は優勝だと思っているよ」と、新シーズンのペリカンズはタイトルを競うこともできると述べた。

「でも、現実的にもならなければいけない。僕は大きく期待しているけど、どういう仕事をしていくかを見ていかなければいけない。お互いにアジャストするのは時間がかかるんだ。互いの好みを知り、傾向をつかむにはね。そういうのを早く理解できればできるほど、天井は高くなると思う」。

ウィリアムソンはペリカンズを球団初の優勝に導きたいと望んでおり、状況を一変させる挑戦に臨む準備はできているようだ。

原文: Zion Williamson says he wants to stay with Pelicans for entire career by Sporting News.com(抄訳)​


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。