リーグ4年目の渡邊雄太がレギュラーシーズンを終え自身初のプレイオフ進出へ

大西玲央 Reo Onishi

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4月10日(日本時間11日)、トロント・ラプターズは2021-22レギュラーシーズンの全日程を終了した。この日、最終戦となるニューヨーク・ニックス戦に出場した渡邊雄太は今季、レギュラーシーズン38試合に出場し、平均11.7分のプレイタイムで4.3得点、2.4リバウンド、0.6アシスト、0.3スティール、0.4ブロックを記録した。

フィールドゴールは平均3.6本試投に対して1.5本成功の40.6%、3ポイントショットは平均2.1本試投に対して0.7本成功の34.2%、フリースローは平均1.1本試投に対して0.6本成功の60.0%だった。

ふくらはぎの負傷で開幕から出場できず出遅れたシーズンだったものの、12月は新型コロナウイルス感染の影響でチームの欠場者が増えるなかで、先発出場するなどチームを支えた。

12月26日(同27日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、キャリア最長となる37分10秒の出場で、26得点、13リバウンド(どちらもキャリア最多)の活躍を見せた。

ラプターズはレギュラーシーズンをイースタン・カンファレンス5位で終え、プレイオフ1回戦で同4位のフィラデルフィア・76ersと対戦する。渡邊はNBAキャリア4シーズン目にして、初のプレイオフとなる。初戦は日本時間17日の午前7時に、76ersの本拠地であるウェルズ・ファーゴ・センターで開催される。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。