サンズ渡邊雄太のNBA 2023-2024シーズンの成績・スタッツ・活躍・試合結果・コメントまとめ

大西玲央 Reo Onishi

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10月25日(現地24日)に開幕したNBA 2023-2024シーズン、渡邊雄太はオフシーズンにフェニックス・サンズに移籍し日本人最長を更新するリーグ入り6年目のシーズンを開始した。

デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールというスター選手トリオがいることで注目されているサンズで、渡邊は得意の3ポイントショットとディフェンスを武器にローテーションプレイヤーとして活躍を続けている。

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ここでは渡邊の成績や活躍を随時更新(※表記は日本時間)でお伝えする。

渡邊雄太の2023-24シーズン成績

G MIN PTS FG FG% 3P 3P% FT FT% REB AST STL BLK TO PF
13 18.3 5.5 1.8/4.5 39.0 1.4/3.6 38.3 0.5/0.7 77.8 2.5 0.6 0.3 0.3 0.8 1.7

※G=試合数、MIN=出場時間、PTS=得点、FG=フィールドゴール、FG%=フィールドゴール成功率、3P=3ポイントショット、3P%=3P成功率、REB=リバウンド、AST=アシスト、STL=スティール、BLK=ブロック、TO=ターンオーバー、PF=パーソナルファウル

※日本時間11月14日時点。

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渡邊雄太の今季の活躍

11月27日:ニックス戦で1週間ぶりの復帰 7得点をマーク

ニューヨーク・ニックス戦で1週間ぶりの復帰を果たした渡邊は3Pを2本決めて7得点をマーク。試合はデビン・ブッカーの劇的な決勝ショットでサンズが116-113で勝利した。試合後のメディア対応で、渡邊は2本目に決めた3Pショットをは自分のために特別にデザインされたプレイだったと話した。

11月25日:グリズリーズ戦を左大腿四頭筋挫傷で欠場

サンクスギビングを終えてアウェイでのメンフィス・グリズリーズ戦、渡邊は左大腿四頭筋挫傷で4試合連続での欠場となった。試合はデビン・ブッカーが今季最多の40得点をマークし、サンズが110-89で勝利した。

11月23日:ウォリアーズ戦を左大腿四頭筋挫傷で欠場

ホームでの連戦、ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦も前試合に続いて欠場。これで3試合連続での欠場となった。試合前に本人に話を聞くと、次のメンフィス・グリズリーズ戦も当日判断となり、現地26日のニューヨーク・ニックス戦までには治っていると予想していた。

11月22日:ブレイザーズ戦を左大腿四頭筋挫傷で欠場

ホームでのポートランド・トレイルブレイザーズ戦、渡邊は再び左大腿四頭筋挫傷の影響で欠場した。試合前の会見で、サンズのフランク・ボーゲルHCは深めの打撲だと話したが、長期的な離脱になることはないだろうと復帰に期待を込めた

11月19日:ジャズ戦を左大腿四頭筋挫傷で今季初欠場

ユタ・ジャズとの連戦2試合目、渡邊は左大腿四頭筋挫傷で今季初の欠場となった。前日の練習中にチームメイトのヒザが渡邊の太ももに当たってしまい、負傷となった。

11月17日:ジャズ戦で3得点、7試合連続3P成功

ユタ・ジャズ戦に出場した渡邊は3Pを2本中1本成功の3得点。これで7試合連続で3Pを成功させている。試合はサンズが131-128で勝利し連勝とした。

11月15日:ウルブズ戦で3得点に加え3アシストを記録

ミネソタ・ティンバーウルブズ戦に出場した渡邊は3Pを1本決めて3得点。さらに今期ここまで最多となる3アシストを記録し、チームの勝利に貢献した。

11月13日:サンダー戦で3P2本成功の6得点

オクラホマシティ・サンダー戦に出場した渡邊は3Pを2本決めて6得点をマーク。出場時のプラスマイナスは+10と貢献したものの、試合はサンズが第4Qに逆転を許し99-111で敗れている。

11月11日:今季2度目の日本人対決で3得点

八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと今季2度目の対戦で、NBA日本人対決が再び実現。渡邊はファウルトラブルに悩まされながら3得点を記録。試合はサンズが主導権を握っていたものの、第4Qにレイカーズの猛反撃を許し逆転負けを喫している。

11月9日:ブルズ戦で6得点 延長の末に勝利

ブラッドリー・ビールがサンズでのデビューを果たしたシカゴ・ブルズ戦で、渡邊は17分53秒の出場で3P2本成功を含む6得点をマーク。第2クォーターには相手の速攻をブロックで阻止するなど、ディフェンスでも存在感を示した。試合はサンズが延長の末に116-115で勝利

11月6日:ピストンズ戦で4ポイントプレイ成功

デトロイト・ピストンズに120-106で勝利した試合、第2クォーターにはファウルを受けながらも3ポイントプレイを決め、獲得したフリースローも沈めて4ポイントプレイを成功させた。サンズは勝利で連敗を3で止めた。

11月5日:敵地で好調76ersに敗戦、渡邊は

ジェームズ・ハーデンのトレード後も好調を維持するフィラデルフィア・76ers相手に100-112で敗戦。渡邊は22分11秒の出場で3P1本成功を含む5得点、5リバウンドの活躍。サンズは成績を2勝4敗に落とした。

11月3日:大差を追い上げるもスパーズ相手に連敗

サンアントニオ・スパーズとの連戦では、一時27点差をつけられる絶望的な状況から追い上げに成功したものの、終盤にウェンバンヤマの大活躍を前に連敗となった。渡邊は3P1本成功の3得点。

11月1日:大型ルーキーのビクター・ウェンバンヤマと初対戦

サンアントニオ・スパーズとの初対戦では、大型ルーキーとして注目されているビクター・ウェンバンヤマともマッチアップ。デュラントと息の合ったプレイを連発し、3P3本成功の11得点と活躍したものの、試合終わりの数秒でスパーズに逆転を許してチームは敗れた。

10月29日:ジャズ戦でビッグ3も歓喜するスーパープレイを披露

126-104と大勝したユタ・ジャズ戦では20分32秒と多くプレイタイムを与えられ、第4クォーターにはサンズのビッグ3がベンチで見守る中、渡邊のスーパープレイが飛び出た。試合を通して7得点、2スティール、1ブロックと攻守で貢献した。

10月27日:八村塁所属のレイカーズと日本人対決

シーズン2戦目にして、渡邊のサンズは同じ日本人選手である八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと対戦し、早々に日本人対決が実現した。渡邊は14分50秒の出場で1本の3Pを決め3得点。終盤にレイカーズに逆転を許し95-100で敗れた

試合後は悔しい負け方を反省しつつ、「与えられている時間帯のなかで、どれだけ自分の役割をしっかりできるか」と今季の目標を語った。

10月25日:開幕戦でウォリアーズ相手に8得点の活躍

NBA 2023-24シーズンの開幕戦となったゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、渡邊は17分53秒の出場で3P2本成功を含む8得点の活躍を見せた。試合はサンズが108-104で勝利し、白星発進となった。

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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。