渡邊雄太「もちろん一緒にずっとプレイしたかったけど、彼には彼の人生がある」|クリッパーズ戦後一問一答(2月7日/現地6日)

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杉浦大介 Daisuke Sugiura

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2月7日(現地6日)にバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)で行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦に途中出場したブルックリン・ネッツの渡邊雄太が3リバウンド、3アシストを記録した。116-124で敗れた試合後、渡邊が日本メディアの取材に応じた。

以下、試合後の一問一答抜粋(すべて日本語での質疑応答。質問は要約)。

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悔しさが残りますが、しっかりと競い合うことはできた

――人員不足のなか、最後まで健闘したが惜敗だった。

渡邊:こういう状況のなかで、前の試合もそうですけど、今日は特に最初から集中してできたと思います。勝てそうな時に向こうにランをされてという感じだったので、そこはやはり悔しさが残りますが、しっかりと競い合うことはできたと思います。

――個人としてはなかなかシュートする機会がなかったが、ディフェンスで貢献した。

渡邊:ディフェンスでも、今日はそんなに自分のところから1オン1をされる機会もありませんでした。まあでもしっかりエナジーを出してやれていたかなとは思います。

――センターのイビツァ・ズバッツともマッチアップの機会があった。

渡邊:ズバッツは本当にめちゃくちゃ身体が強いので、今日も何人かがかりでボックスアウトしてもオフェンシブリバウンドを取られたりしていました。あそこは1人では抑えきれないので、ボックスアウトするにしても、人数を増やしてやらなきゃいけないという感じでした。

もちろん一緒にずっとプレイしたかったけど、彼には彼の人生がある

――トレード期限前、誰がいなくなるかもわからない状況でプレイする難しさは。

渡邊:僕は自分がトレードされたことは1回もないですけど、5年目で、他の選手もみんな経験していることなので、そこはみんな割り切ってやっていると思います。

――リスペクトしていると話していたカイリー・アービングがチームを去って、やはり寂しさは感じるか。

渡邊:もちろん一緒にずっとプレイしたかったですし、彼と一緒に優勝リングをとりたかったですけど、彼には彼の人生がある。そこは彼の決断をしっかりとリスペクトしたいと思っています。

取材・一問一答構成:杉浦大介

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ

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東京都出身。高校球児からアマボクサーを経て、フリーランスのスポーツライターに転身。現在はニューヨーク在住で、MLB、NBA、ボクシングを中心に精力的に取材活動を行う。『日本経済新聞』『スポーツニッポン』『スポーツナビ』『スポルティーバ』『Number』『スポーツ・コミュニケーションズ』『スラッガー』『ダンクシュート』『ボクシングマガジン』等の多数の媒体に記事、コラムを寄稿している。