NBLメルボルン・ユナイテッド所属の馬場雄大がホークス戦で初先発出場、6連勝に貢献

大西玲央 Reo Onishi

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2月10日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン6戦目となるイラワラ・ホークス戦に出場した。馬場は今季初の先発出場を果たし、30分8秒でフィールドゴール12本中4本、3ポイントショット4本中1本、フリースロー4本中4本成功の13得点、1リバウンド、1アシスト、1ターンオーバー、3パーソナルファウルを記録した。

ユナイテッドは、エースのクリス・ゴールディング(ふくらはぎ)、控えガードのシェイ・イリ(足首)、控えセンターのジョー・ルアル・アチュー(ひざ)の3人が欠場するなか、残された選手たちがそれぞれステップアップ。層の厚さを見せつけたユナイテッドが91-88で接戦を制した。ユナイテッドはこれで開幕から無傷の6連勝だ。

どちらも得点力の高さを誇るチーム同士の対戦らしく、第1クォーターは36-31でユナイテッドがリードする高得点の展開となった。馬場は残り3分31秒で3ポイントショットを決め、この日初得点を記録。同クォーター残り2分22秒でベンチに下がった。

続く第2クォーターは残り6分3秒で再びコートに戻ると、残り2分9秒に速攻からレイアップへと持ち込んでファウルを誘い、獲得したフリースローを両方とも決めた。

後半もスタートで出場した馬場は、71-72と1点を追う第3クォーター終盤、ジャック・ホワイトのブロックから自らのドリブルで速攻に転じる。相手ディフェンダーを置き去りにして馬場がレイアップを決めると、ユナイテッドは73-72と逆転に成功し、1点リードで最終クォーターを迎えた。

第4クォーター残り7分54秒には再び速攻からレイアップという得意な形で11得点目を獲得。さらに同5分43秒にはプルアップミドルジャンパーを沈め、ユナイテッドのリードを6点に広げた。

試合は終盤に再び1点差まで追い上げられたものの、残り37秒にジャック・ホワイトがベースラインからドライブでレイアップをねじ込み91-88とし、勝利を決定付けた。

次戦は2月13日の日本時間15時半からホームでケアンズ・タイパンズと対戦する。


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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。