NBLメルボルン・ユナイテッド所属の馬場雄大がブレッツ戦で5得点

大西玲央 Reo Onishi

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2月5日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン4戦目となるブリスベン・ブレッツ戦に出場した。馬場はベンチから16分30秒の出場で、フィールドゴール4本中2本成功、フリースロー2本中1本成功の5得点、2リバウンド、2アシスト、2スティール、1ターンオーバーを記録。出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-7だった。試合はユナイテッドが、第4クォーターを34-22と圧倒し、109-96で勝利した。

馬場は、出場後すぐにスティールを決めるも、この日1本目のフィールドゴールとなったミドルからのジャンプショットは外れる。第1クォーター終わりには速攻からジョー・ルアル・アチューのインサイドでの得点をアシストした。

第2クォーター残り6分7秒で再び登場すると、またもスティールからチームの速攻を生み出す。その後コーナーからの3ポイントショットを外すものの、残り3分21秒で自らドリブルでドライブを仕掛けファウルをもらい、フリースローを2本中1本決めた。

さらに前半残り41秒で速攻から馬場がレイアップを決め、ユナイテッドが51-49と逆転。しかし、直後のタイムアウト明けにブレッツのネイサン・ソービーが3Pを決め、ブレッツが52-51の1点リードで前半を終えた。

後半は第3クォーター残り5分31秒でコートに立った馬場は、同残り4分7秒には再び速攻からレイアップを決め、この試合5得点目を記録した。その後、同残り11秒までコートに立ち続け、ユナイテッドは75-74の1点リードで最終クォーターを迎えた。

第4クォーターに入るとクリス・ゴールディングやスコッティ・ホプソンの活躍もあって、ユナイテッドが徐々にリードを広げ始める。馬場は同クォーター残り3分54秒でコートに戻ると、ジョック・ランデールの3Pをアシストし、ユナイテッドは97-87とリードを二桁に乗せた。

しかし、馬場はその後残り2分57秒にパスミスからターンオーバーを記録してしまい、これを最後にベンチに戻った。

試合はゴールディングが3P11本中7本成功を含む27得点、ランデールが20得点、13リバウンドと活躍し、ユナイテッドが開幕4連勝を記録した。

前半に主力のひとりであるシェイ・イリが足首を負傷したことで、出場時間が伸びた馬場は自らの守備で速攻を生み出し、全ての得点が速攻からのものとそのスピードを活かした積極的なプレイが目立った。

次戦は2月7日の日本時間15時からパース・ワイルドキャッツ(1勝1敗)と対戦する。


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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。