NBLメルボルン・ユナイテッド所属の馬場雄大がフェニックス戦に出場し2得点を記録

大西玲央 Reo Onishi

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1月31日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、レギュラーシーズン3戦目となるサウスイーストメルボルン・フェニックス戦に出場した。馬場はベンチから11分16秒の出場で、フィールドゴール2本中1本成功の2得点、1アシストを記録。出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+5だった。試合はユナイテッドが96-90で勝利した。

ユナイテッドの先発はミッチ・マッキャロン、クリス・ゴールディング、スコッティ・ホプソン、ジャック・ホワイト、そしてジョック・ランデール。馬場は第1クォーター残り4分16秒、14-12とリードした場面でコートに立った。

その後、ユナイテッドは逆転されるものの、同クォーター残り11秒で馬場がドライブからのレイアップを決め、22-22の同点とした。

続く第2クォーター残り5分15秒、31-30とユナイテッドがリードしている状況で再び出場し、残り2分42秒で38-36とリードをわずかに広げたところでベンチに下がっている。

後半は第3クォーター残り4分16秒で出場すると、ホプソンのブロックから生まれた速攻で先頭を走ってパスを受け、得意のリバースレイアップへと持ち込んだものの、タイトなディフェンス相手にフィニッシュすることはできなかった。

しかし、同クォーター最後のインバウンドプレイでジョー・ルアル・アチュウの3ポイントショットをお膳立てするパスを出し、アシストを記録。この3Pショットでスコアは66-54となり、ユナイテッドが二桁リードで最終クォーターを迎えた。

第4クォーターはこの日好調だったシェイ・イリと、エースのゴールディングを多用する流れとなり、馬場の出場はなかった。終盤ファウルゲームとなったもののユナイテッドが96-90でしっかりと勝利。これでチームは開幕3連勝となった。

ユナイテッドのディーン・ビッカーマン・ヘッドコーチは試合後の会見で「終盤に相手の反撃を許してしまったが、その中でしっかりと選手たちは応えてくれた」と語った。

次戦は2月4日の日本時間17時半からブリスベン・ブレッツ(2勝2敗)と対戦する。


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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。