NBLメルボルン・ユナイテッド所属の馬場雄大が開幕から2試合連続10得点の活躍

大西玲央 Reo Onishi

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1月25日、NBLのメルボルン・ユナイテッド(オーストラリア)に所属する馬場雄大が、開幕2戦目となるケアンズ・タイパンズ戦に出場した。馬場はベンチから15分39秒の出場で、フィールドゴールは3ポイントショット3本中2本成功を含む6本中3本成功、フリースロー2本中2本成功の10得点、2リバウンド、1ターンオーバー、1パーソナルファウルを記録。出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスは出場トップの+11だった。試合はユナイテッドが87-85で接戦を制した。

馬場は第1クォーター残り4分1秒でセカンドユニットとして出場し、第2Q残り7分59秒までコートに立った。途中パスキャッチのタイミングが合わずターンオーバーを記録したものの、二桁リードを作るのに貢献した。

その後ユナイテッドは2点差まで追い上げられるも、ジョック・ランデールが2本連続で3ポイントショットを決め再びリードを広げ、51-45のスコアでハーフタイムを迎えた。

第3Q残り3分21秒で63-62と拮抗した状況で後半初出場すると、すぐさま左コーナーから3ポイントショットを決め、チームに流れを引き寄せる

69-62のリードで迎えた最終クォーター残り8分36秒、トップから積極的にドライブを仕掛けフリースローを獲得すると、冷静に2本とも決める。さらに残り7分12秒にレイアップを、残り6分36秒で3Pショットを立て続けに決め、リードを13点へと広げた。

馬場は、試合残り3分44秒で82-75とユナイテッドがリードしている状態でベンチに下がり、この日の役目を終えた。その後、タイパンズの猛反撃を受けたもののなんとか逃げ切り、チームは開幕2連勝を記録している。

次戦は1月31日にサウスイーストメルボルン・フェニックス(1勝2敗)と対戦する。フェニックスは2019年に新設されたチームで、今季からヒューストン・ロケッツのジョン・ウォールが共同オーナーとなっている。


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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。