ウルブズのナズ・リードが2023-2024シーズンのシックスマン賞を受賞|NBAアウォード

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NBAは4月24日(日本時間25日)、ミネソタ・ティンバーウルブズのナズ・リードが、2023-2024シーズンのKia NBAシックスマン賞(6thマン/Sixth Man of the Year)を受賞したことを発表した。

ウルブズの選手としては初のシックスマン賞受賞。NBAドラフト指名外からの受賞は、ジョン・スタークス(1996-1997シーズン)、ダレル・アームストロング(1998-1999シーズン)に続き、史上3人目となる。

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NBAで5年目のリードは今季、自己最多の平均得点と平均リバウンドを記録した。3ポイントショット成功169本は、過去2シーズンの合計(132)を上回っている。また、3P成功率も自己最高の41.4%を記録。ウルブズの球団史上2位となる56勝26敗という成績に貢献した。

ウルブズのクリス・フィンチ・ヘッドコーチは、声明で「ナズがシックスマン賞を受賞したことを、これ以上ないほどに誇らしく思います」と話している。

「今季の彼の貢献は、チームの成功における重要な理由でした。ナズがNBA最高のリザーブ選手となった大きな要因は、今季の成長ぶり、オフシーズンに細部に配慮して向上したことです。球団全体を代表し、この素晴らしい名誉を手にした彼を祝福します」

投票は1位票が5ポイント、2位票が3ポイント、3位票が1ポイントとなる。2位はサクラメント・キングスのマリーク・モンク、3位はミルウォーキー・バックスのボビー・ポーティスだった。

シックスマン受賞者には殿堂入りしているジョン・ハブリチェックの名を冠したトロフィーが贈られる。ハブリチェックは、ベンチスタートからの途中出場でそれまでにない卓越ぶりを発揮した選手。キャリア最初の7シーズンでベンチから出場し、そのうちの4シーズンでオールスターに選出されている。NBA優勝8回、オールスター選出13回、オールNBAチーム選出11回、NBAファイナルMVP受賞、オールディフェンシブチーム選出8回。NBA創設35周年、50周年、75周年の記念チームに選ばれている。

原文:Wolves' Naz Reid named 2023-24 Kia NBA Sixth Man of the Year(抄訳)

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。