WNBAは6月15日(日本時間16日)、2020年シーズンの開幕プランを発表した。以下、リーグの公式リリース抄訳。
***
WNBAは本日、WNBPA(選手会)を含む主要ステークホルダーとの協議の結果、2020年シーズンを開幕させてコートに戻るための計画骨子を発表しました。リーグはフロリダ州ブレーデントンにあるIMGアカデミーとの連携を目指しており、2020年シーズンの公式ホームとします。シーズンは22試合のレギュラーシーズンと通常のプレイオフで行なわれる予定です。
リーグは7月に開幕し、IMGアカデミーに12チームが集結します。トレーニングキャンプや試合が同地で行なわれます。選手やスタッフの健康と安全が最優先であることは変わりません。リーグは医療や公衆衛生の専門家、政府当局と協力し、適切な医療的保護とプロトコルのための包括的ガイドラインの策定に取り組んでいます。パンデミックによる流動的な状況のため、リーグと選手はトレーニングキャンプの開始に向けて現地入りする前、そしてシーズンを通じ、健康と安全のための適切なプロトコルを見直し、必要な計画変更を行なっていきます。
WNBAコミッショナーのキャシー・エンゲルバートは「我々は、オフシーズンの間にリーグに起きた素晴らしい勢いを土台にしたシーズンスタートプランを完成しているところであり、必要かつ広範囲にわたるプロトコルを確立させるべく、選手と必要不可欠なスタッフの健康と安全を行動規範としてきました」と話しました。
「我々は医療と公衆衛生の専門家、選手、オーナー、その他のステークホルダーと協議を続け、実施計画を進めていきます。世界的パンデミックによって2020年シーズンが混乱させられましたが、WNBAと理事会はWNBAでプレイするトップクラスの女性アスリートを支え、その価値を高めることを強く信じており、そのため、選手たちには2020年シーズン中に給与や給付の全額が支払われます」。
現行プランでは、各チームが7月初旬にIMGアカデミーに向かい、トレーニングキャンプの期間を経て、7月末にレギュラーシーズン開幕となります。COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックにより、WNBAの2020年シーズンは無観客で開催されます。しかし、リーグはWNBAと選手を巡る現在の機運を土台にし続け、『ESPN』、『CBS Sports Network』、『NBA TV』やその女性スポーツへの現在のコミットメントのおかげで、ファンの皆様には“最前列”を提供いたします。レギュラーシーズンの日程は後日発表されます。
***