ウィザーズ指揮官が八村塁について「ドライブ力が思っていたよりも良い」

YOKO B

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ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが2月4日(日本時間5日)、翌日のホームでのフェニックス・サンズ戦に向けた練習日に八村塁に言及した。

2月2日(同3日)のフィラデルフィア・76ers戦で八村は約19分出場し、3ポイントショット1本中1本成功を含むフィールドゴール6本中4本成功、フリースロー2本中2本成功で、11得点を記録し、5試合ぶりに二桁得点をマーク。6連敗中だったウィザーズの勝利に貢献した。

八村は、1月9日(同10日)のオーランド・マジック戦で復帰後、ここまで12試合に出場し、平均16.6分で7.8得点、3.5リバウンド、1.0アシストを記録している。

アンセルドHCは、八村が復帰してからコーチの目に留まっているのはどの部分かという質問に対して「彼のドライブ力が思っていたよりも良い」と述べた。

「ポストでのプレイにも慣れてきたし、スリーポイントも良い。ブレイメイクもできること、何よりもドライブがここまでできることは(彼をコーチするまで)知らなかった」。

さらに、八村、カイル・クーズマ、デニ・アブディヤの3人のラインナップのポテンシャルについても「試合で試すまで噛み合うかどうかわからなかったが、彼らは素晴らしい仕事をしている」と話している。

「何よりも彼らにはサイズと万能性があるのでスイッチができ、相手が素早いガードでも抜かれない。ピック&ロールディフェンスにも効果的だ。このラインナップは試合の終盤や後半の時間帯が適していると思っている。通常のラインナップとは形が違うが、使いがいのあるラインナップだ」。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。