3月30日(現地29日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が本拠地キャピタル・ワン・アリーナで行なわれたインディアナ・ペイサーズ戦に先発出場した。
八村は36分24秒の出場で自己最多となる24本のフィールドゴール試投を記録し、12本成功(3ポイントショット1本試投で成功せず、フリースロー2本中2本成功)の26得点、8リバウンド、3アシストをマーク。パーソナルファウルなし、ターンオーバーは3本、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+2だった。チームは132-124で勝利し、2連勝を飾っている。
開始から2本のFGを成功させられなかった八村だが、第1クォーター残り9分1秒に速攻からのダンクでこの日初得点をマークした。
#八村塁 選手、今日の初得点はウェストブルック選手のパスからのトランジションダンク💪#ウィザーズ|@rui_8mura pic.twitter.com/3zPRitAAIP
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残り1分38秒にチャンドラー・ハッチソンと交代するまで、第1Qで8得点をあげた八村は、第2Q残り6分51秒にジェローム・ロビンソンとの交代で再登場。同5分18秒にこの日2本目のダンクを叩き込み、二桁得点を達成する。
チーム最多の14得点で前半を終えた八村は、後半に入って第3Q残り9分32秒に20得点を達成。11分5秒間プレイした第3QだけでFG8本中5本成功の10得点を記録した。
第4Qは残り8分7秒にギャリソン・マシューズとの交代でコーチに戻り、3ポイントショットを含む3本のFGを放ち、1本成功の2得点にとどまった。だが、残り4分37秒に速攻から決めたダンクでチームを逆転に導いている。
速攻からの #八村塁 選手のダンクで逆転💪#ウィザーズ|@rui_8mura pic.twitter.com/EvI0QJLu94
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ここからリードを保って逃げ切りに成功したウィザーズは、ブラッドリー・ビールが欠場の中、第4QだけでFG10本中7本成功の17得点をマークしたラッセル・ウェストブルックが、35得点、21アシスト、14リバウンドでチーム歴代最多となる16度目のトリプルダブルを達成した。
なお、八村は9試合連続で二桁得点をあげており、20得点超は今季7度目、直近の9試合では5度目。この9試合で八村は平均19.1得点、8.2リバウンド、FG成功率53.7%を記録している。
【今日のハイライト@rui_8mura🎥】#八村塁 選手はペイサーズ戦に36分24秒出場し、FG12/24で26得点、8リバウンド、3アシストで勝利に貢献。FGアテンプトの24本はキャリアハイでした。#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/7dwpLmOCOM
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試合後、八村はチームが攻守両面で出だしからアグレッシブだったと称賛。接戦で迎えた終盤に「僕らの持ち味の速攻やディフェンスでしっかりプレイを決められた」と喜んだ。ウェストブルックとも徐々に「良い感じでケミストリーができている」と、今後にさらなる期待を寄せている。
ウィザーズ勝利!試合後の八村塁選手はインタビュー中に通りかかるラッセル ウェストブルック選手になんて声をかけたか?? #ウィザーズ|#DCAboveAll|@rui_8mura|@russwest44 pic.twitter.com/EHdaK0m7Kr
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同じゴンザガ大学出身で、この日マッチアップもしたドマンタス・サボニスについては「弟みたいにかわいがってくれていた」と回想。「僕もそういうプレイヤーになりたい」と、オールスター選手のサボニスのように成長したいと意気込んだ。
ウィザーズ(17勝28敗)は31日(現地30日)に、ホーム3連戦の3戦目でシャーロット・ホーネッツと対戦する。
一方、サボニスが35得点、11リバウンド、マルコム・ブログドンが26得点、8アシストを記録したペイサーズ(21勝24敗)は、4月1日(現地3月31日)にホームでマイアミ・ヒートと対戦する。