八村塁がダンク4本などで20得点、ブルックスHCは「塁のベストゲームのひとつ」

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2月26日(現地25日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が敵地ボール・アリーナで行なわれたデンバー・ナゲッツ戦に先発出場し、今季自己最長となる38分11秒間プレイし、20得点をマークした。20得点超えは今季自身2度目となる。

八村は第1クォーター残り8分53秒にこの日初めてのフィールドゴールを試投。3ポイントショットを放ったが、マイケル・ポーターJr.にブロックされる。同8分15秒にもゴール下からジャンプショットにいくが、ジャマール・マレーにブロックされた。

この試合初得点は、第1Q残り6分5秒。ラッセル・ウェストブルックのアシストからアリウープダンクを叩きこんだ。

続く第1Q残り4分22秒には、速攻からレイアップで追加点をマークした。

勢いに乗る八村は、第1Q残り3分45秒にドライブからレイアップ、同3分15秒にフェイダウェイと、第1Qだけで8得点をあげる。

第1Q残り1分30秒にベンチへ下がった八村は、第2Q残り7分38秒に再登場。同5分1秒にドライブからレイアップを狙うが、ニコラ・ヨキッチに阻まれる。同3分33秒には速攻からファウルをもらってフリースローを得るが、2本目で失敗。9得点で前半を終えた。

56-54とウィザーズが2点リードで迎えた後半、八村は第3Q残り9分15秒にコーナーから3Pを放つが決まらず。だが、同7分58秒に再びコーナーからの3Pを放ち、これを沈めた。

さらに、八村は第3Q残り7分19秒、同5分39秒、同2分23秒と立て続けにダンクで加点。同1分43秒にはミドルジャンパーを沈め、今季自身2度目の1試合20得点に到達した。

第3Q残り1分2秒でベンチに下がった八村は、第4Q残り9分5秒で再びコートに。このクォーター唯一のFGとなった同6分4秒のフローターは決まらなかったが、2オフェンシブリバウンドを含む3リバウンド、1アシストをマークしてこの日のプレイを終えた。

八村はチーム最長となる38分11秒に出場し、ダンク4本などで20得点をあげたほか、5リバウンド(2オフェンシブリバウンド)、2アシストを記録。FGは16本中9本、3Pは4本中1本、FTは2本中1本を成功させ、ターンオーバーは1本、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはプラス6だった。

試合後、スコット・ブルックスHCは勝利に貢献した八村について「ベストゲームのひとつ」と称賛している。

試合はウィザーズが112-110で競り勝ち、ロード4連戦を3勝1敗で締めくくった。ウィザーズは直近7試合で6勝をあげている。

次戦、ウィザーズは28日(現地27日)に本拠地キャピタル・ワン・アリーナでミネソタ・ティンバーウルブズと、ナゲッツは同日に敵地でオクラホマシティ・サンダーと対戦する。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ