八村塁がナゲッツ戦で14得点、ウィザーズは今季初となる3連勝

大西玲央 Reo Onishi

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2月18日(現地17日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が本拠地キャピタル・ワン・アリーナ(ワシントンD.C.)で行なわれたデンバー・ナゲッツ戦に先発出場した。

29分27秒出場した八村は、フィールドゴール11本中5本、3ポイントショット4本中1本、フリースロー3本全てを成功させ、6試合連続二桁得点となる14得点に加えて、4リバウンド、3アシスト、1スティールを記録。試合はウィザーズが130-128で勝利し、今季初となる3連勝を飾った。

【動画】八村塁 ハイライト:ナゲッツ戦で14得点

八村は第1クォーター残り6分38秒に3ポイントショットのフェイクからドリブルで中に切り込み、プルアップジャンパーでこの試合初得点を記録した。

さらに同クォーター残り4分20秒にはチームのパス回しからまれたフリーでの3Pショットを決めた。

ニコラ・ヨキッチに次々と得点を許し24-41と第1クォーターを大きくリードされたウィザーズは、続く第2クォーターで反撃。47-52と詰め寄ったところでコートに戻った八村は、すぐさま速攻からダンクを叩き込んだ。

流れに乗ったウィザーズはその後逆転に成功。八村は前半残り18.5秒にはゴール下でファウルを誘い、獲得したフリースローを2本とも決めた。ウィザーズは最大20点差を跳ね返し、70-64のリードでハーフタイムを迎えた。

後半もスタートで出場した八村は、第3クォーター残り9分26秒にドライブから空中で華麗にディフェンダーをかわしながら左手でのフィンガーロールを決め、得点を二桁に乗せる。

残り4分40秒には中でディフェンダーを引きつけてからキックアウトパスでギャリソン・マシューズの3Pショットをアシスト。ウィザーズは100-93のリードで最終クォーターを迎えた。

八村は第4クォーター残り4分39秒に、速攻でファウルを受けながらをダンクを叩き込み、続くフリースローもしっかりと決めて14得点目を記録。ウィザーズのリードを121-108へと広げた。

その後、ウィザーズはジャマール・マレーの3Pなどでナゲッツに同点に追いつかれたものの、試合残り0.1秒でブラッドリー・ビールがフリースローを獲得し、それを2本とも決めて130-128で勝利を収めた。

ウィザーズは21日(現地20日)に敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。