ワシントン・ウィザーズの八村塁が1月20日(現地19日)、ワシントンDCのキャピタル・ワン・アリーナで行われたブルックリン・ネッツ戦で途中出場した。復帰以来、6試合連続出場。チームは118-119で惜敗した。
八村は今季最長となる16分45秒間のプレイで3ポイントショット4本中2本成功を含むフィールドゴール9本中5本成功、フリースロー3本中2本成功で今季自己最多の14得点を記録。2試合連続で二桁得点をあげた。そのほかに5リバウンド、今季初の1ブロックをマーク。パーソナルファウルとターンオーバーはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+7だった。
第1クォーター残り4分3秒にケンテイビアス・コールドウェル・ポープとの交代でコートに入った八村は、3Pを含む最初の2本のショットが決まらず。だが、同28.6秒にゴンザガ大学の後輩コーリー・キスパートのショットが落ちたリバウンドを拾って押し込み、この日初得点をあげる。
第2Q開始直後、八村はゴール下でデイロン・シャープのショットを止め、今季初のブロックを記録すると、前半残り8分3秒には3試合連続となる3P成功を達成。同7分23秒にコールドウェル・ポープとの交代でベンチに下がり、ハーフタイムを迎えた。
後半、第3Q残り4分26秒から再登場した八村は、同3分42秒にこの日2本目の3Pを成功させると、さらに第4Q最初のポゼッションで3点プレイ。得点を二桁に乗せるとともに、FTで今季自己最多得点を達成した。
残り10分14秒にもミドルジャンパーで14得点とした八村は、同8分21秒にコールドウェル・ポープと交代してベンチへ。そのままこの日のプレイを終えている。
【今日の塁ライト@rui_8mura🎥】#八村塁 選手はネッツ戦に16分45秒出場し、スリーポイント2本成功含むFG5/9で今季自己最多14得点、5リバウンド、1ブロックを記録。#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/hcYbL4RpBy
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) January 20, 2022
最大16点のビハインドを背負い、前半を終えて12点を追っていたウィザーズは、第4Q残り36秒にカイル・クーズマの3Pで1点差まで詰め寄る。さらにモントレズ・ハレルがジェームズ・ハーデンのショットをブロックしたが、最後はクーズマ、スペンサー・ディンウィディーのショットが相次いで決まらず、逆転には至らなかった。
ウィザーズはブラッドリー・ビールが23得点、9アシスト、クーズマが16得点、6リバウンド、ハレルが14得点、6リバウンド、デニ・アブディヤが13得点を記録している。
一方のネッツはアービングが30得点、7アシスト、ラマーカス・オルドリッジが27得点、6リバウンド、パティー・ミルズが17得点、ハーデンが18得点、8リバウンド、9アシストをマークした。
ウィザーズ(23勝22敗)は、1月22日(同21日)に渡邊雄太が所属するトロント・ラプターズをホームに迎える。一方、ネッツ(25勝18敗)は同日、敵地でサンアントニオ・スパーズと対戦する。