八村塁が最終戦で今季5度目となる自己最多タイの21得点 ウィザーズは3連敗で閉幕

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八村塁

ワシントン・ウィザーズの八村塁は4月11日(現地10日)、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで行われたシャーロット・ホーネッツ戦で先発出場した。レギュラーシーズン最終戦で今季5度目となる今季自己最多タイの21得点を記録。チームは108-124で敗れている。

今季レギュラーシーズン最終戦で13試合連続の先発出場を果たした八村は、32分20秒間のプレイで3ポイントショット4本中1本成功、フィールドゴール19本中9本成功、フリースロー2本中2本成功の今季自己最多タイとなる21得点をあげた。2日前のニューヨーク・ニックス戦に続く2試合連続、4月に入って4度目、今季通算で5度目の21得点だ。

そのほか、八村は4リバウンド、2アシスト、1スティールを記録。パーソナルファウルは1、ターンオーバーはなく、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-2だった。

八村は第1クォーター残り7分21秒、ミッドレンジからのプルアップジャンパーでこの日初得点をマーク。さらに同6分4秒、再びプルアップジャンパーで加点し、同3分52秒にイシュ・スミスとの交代でベンチに下がる。

フル出場した第2Qは残り8分10秒、デニ・アブディヤのアシストからゴール下で得点を積み重ねた八村は、同6分44秒にドライブからのレイアップを沈める。さらに同2分55秒、味方のスティールから速攻でダンクを叩きこみ、二桁得点を達成した。

後半、第3Q残り9分5秒に自らドライブを仕掛けてレイアップを決めた八村は、同5分20秒にアイザイア・トッドと交代。第4Q残り8分7秒にアンソニー・ギルとの交代で再登場すると、同7分23秒にミドルレンジジャンパーを決め、同5分27秒にオフェンシブリバウンドを拾って押し込む。

残り4分20秒には、左ウィングからこの日4本目の試投で初となる3Pを成功させ、20得点突破と今季自己最多タイの21得点を達成。同2分35秒にバーノン・ケアリーJr.と交代し、今シーズンのプレイを終えた。

試合はウィザーズが第4Qに一時3点差まで追い上げたが、第4Qだけで18得点をあげたテリー・ロジアーの活躍などで9-20のランを許して突き放された。

3連敗でシーズンを締めくくったウィザーズは、コーリー・キスパートが20得点、ダニエル・ギャフォードが13得点、7リバウンド、アブディヤが12得点を記録している。

一方のホーネッツは、テリー・ロジアーが25得点、6アシスト、ラメロ・ボールが24得点、10リバウンド、9アシスト、ジェイレン・マクダニエルズが14得点、6リバウンド、アイザイア・トーマスが14得点をマークした。

43勝39敗でレギュラーシーズンを終えたホーネッツは、イースタン・カンファレンスの10位でプレイイン・トーナメントに臨むことになった。10位のチームで43勝は、2000-01シーズンに44勝したシアトル・スーパーソニックス以来の数字だ。

ホーネッツは14日(同13日)にイースト9位のアトランタ・ホークスと対戦。勝てば16日(同15日)にクリーブランド・キャバリアーズ対ブルックリン・ネッツの敗者と対戦し、さらに勝利すればプレイオフに進出となる。

昨季もプレイイン・トーナメントに出場したホーネッツは、5連敗でレギュラーシーズンを終え、インディアナ・ペイサーズに117-144と大敗した。今季は最後の16試合で11勝してレギュラーシーズンを締めくくり、2015-16シーズン以来となるプレイオフ進出を目指す。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ