5月17日(現地16日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がキャピタル・ワン・アリーナで行なわれたシャーロット・ホーネッツ戦に先発出場した。
八村は34分21秒の出場でフィールドゴール12本中7本成功(3ポイントショット3本中2本成功、フリースロー試投なし)の16得点、6リバウンド、1スティールを記録した。パーソナルファウルは2、ターンオーバーなし、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはマイナス5だった。チームは115-110で勝利し、イースタン・カンファレンス8位でレギュラーシーズンを終えている。
開始14秒にミドルジャンパーで試合最初の得点をあげた八村は、第1クォーター残り11分1秒にもジャンプショットで加点した。第2Qは残り8分49秒から再登場し、同8分18秒にこの日最初の3P成功。同5分27秒、同2分34秒と、フリースローライン付近からのジャンプショットを沈め、前半で二桁得点を達成した。
後半、第3Q残り10分11秒にジャンプショットで13点目を決めた八村は、第4Qに2点ビハインドの残り8分39秒から再登場。同7分16秒に2本目の3P成功をマークした。
【今日のハイライト@rui_8mura🎥】#八村塁 選手はホーネッツ戦に34分21秒出場し、スリーポイント2本成功含むFG7/12で16得点、6リバウンド、1スティールで勝利に貢献。#ウィザーズ|#DCAboveAll pic.twitter.com/2wQhTTECBC
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) May 16, 2021
ウィザーズは左ハムストリングの負傷で3試合を欠場したビールが復帰。開始約30分前に出場可能とコーチに伝えたビールは、最初のFG6本を失敗し、前半を5得点で終えたが、後半に20得点をマークした。
ホーネッツに連続12得点を許し、11点のビハインドを背負って第4Qを迎えたウィザーズだが、17-4のランで残り7分半に96-94と逆転。第1Q以来のリードを手にして逆転勝利した。
ウィザーズはラッセル・ウェストブルックが23得点、15リバウンド、10アシストで今季リーグ最多の38回目、自身通算184回目のトリプルダブルを達成。そのほか、ロビン・ロペスが18得点、イシュ・スミスが14得点、8リバウンド、7アシストを記録している。
イーストの8位でプレイイン・トーナメントに出場するウィザーズは、19日(現地18日)にイースト7位のボストン・セルティックスと対戦。勝てばプレイオフ第7シードを獲得する。敗れた場合は、21日(同20日)にインディアナ・ペイサーズとホーネッツの勝者とプレイオフ第8シードを懸けて戦う。
なお、NBAで2年目のレギュラーシーズンを終えた八村は、57試合に先発出場し、1試合平均31.5分間のプレイで13.8得点(FG成功率47.8%、3P成功率32.8%、FT成功率77.0%)、5.5リバウンド、1.4アシスト、0.8スティールを記録している。
一方、5連敗でレギュラーシーズンを終え、イースト10位となったホーネッツは、テリー・ロジアーが22得点、9リバウンド、9アシスト、ラメロ・ボールが19得点、7リバウンド、マイルズ・ブリッジズが17得点、デボンテ・グラハムが15得点をマークした。