1月10日(現地9日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がマイアミ・ヒート戦(ワシントンD.C.のキャピタル・ワン・アリーナ)に先発出場し、17得点、5リバウンド、2アシストを記録した。ウィザーズは第3クォーターを終えた時点で86-103と劣勢だったが、第4Qの猛攻で終盤までに5点差にまで詰め寄った。しかしあと一歩及ばず、ヒートが128-124で勝利を収めた。
開幕4試合を流行性角結膜炎のため欠場した八村は、2020年12月31日(同1月1日)に復帰して以降この試合が今季6戦目で、すべて先発出場している。
八村は試合開始から3分が経過したところでヒートのバム・アデバヨのファウルを受けながらプルアップジャンプショットを成功させ、獲得した1本のフリースローも沈めて3ポイントプレイを決めた。この勢いに乗ってドライブからのフックショットも決めたが、早くも2回目のパーソナルファウルコールされてしまい、残り6分56秒にダービス・ベルターンスと交代。
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第2Q残り9分51秒から再びコートに出てきた八村は、その3分後にカッティングからのレイアップをねじ込み、ウィザーズが58-58の同点に追いつく。しかし、またしてもパーソナルファウルを記録してしまい、残り4分16秒にベルターンスと交代してベンチに下がった。
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後半から仕切り直しといきたい八村は、第3Q開始早々にデニ・アブディヤのアシストを受けてジャンプショットを成功させ、残り5分11秒にはレイアップを決めて11得点に到達。その後ベンチに下がる時間帯もあったが、99-112と大差のついた第4Q残り8分20秒にコートに戻るとレイアップを失投後自らリバウンドを奪って押し込み、チームに勢いをもたらす。
二桁のリードをキープしていたヒートに対して、ウィザーズは勝負を諦めず食らいつき、八村も残り4分にレイアップ、そしてプルアップジャンパーと続けて得点を記録した。前述の通りウィザーズは敗色濃厚の状況からヒートを慌てさせたものの、逆転できず3連敗を喫している。
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ウィザーズ、ヒートに敗れる。八村塁選手は17得点、5リバウンド、プラス4
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ウィザーズの次戦は明後日(日本時間12日 9時)、この日と同様に本拠地キャピタル・ワン・アリーナでフェニックス・サンズと対戦する。