八村塁がホークス戦で戦線復帰、ダンク2本などで9得点

及川卓磨 Takuma Oikawa

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1月30日(現地29日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が本拠地キャピタル・ワン・アリーナでのアトランタ・ホークス戦に先発出場した。八村は24分の出場で9得点、5リバウンドを記録。試合はウィザーズが100-116で敗れ、4連敗となった。

八村の出場は12日(現地11日)のフェニックス・サンズ戦以来18日ぶり、今季8試合目となった。

八村は13日(現地12日)に新型コロナウイルスに対するリーグの安全衛生プロトコルの対象となったことから、その後戦列を離れていた。チームはその間、同規定により6試合が延期され、25日(現地24日)のサンアントニオ・スパーズから再開。以降、27日(現地26日)のヒューストン・ロケッツ戦、28日(現地27日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦と3試合が行なわれたが、八村はいずれも欠場し、チームは3連敗を喫していた。

試合はウィザーズが50-61と11点差をつけられて前半を終了。前半12分20秒出場した八村は、最初のシュートを3本連続で外したものの、その後ダンク2本を決めて4得点をあげたほか、1リバウンド、1アシストを記録している。

第4Q残り10分47秒に再びコートに戻ってきた八村は、リバウンドから早い展開に持ち込もうと奮闘する。残り6分41秒には、この日自身初の3ポイントショットを決め、そこからウィザーズは連続11得点をあげて92-102と点差を10にまで縮めることに成功した。だが、反撃及ばず、最終的に100-116で敗れてチームは4連敗となった。

八村は24分5秒の出場で9得点、5リバウンド(3オフェンシブリバウンド)、1アシスト、1ターンオーバー、4ファウル、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-8。フィールドゴールは3/9、3Pは1/2、フリースローは2/2だった。

八村は試合後にも練習に励んだ。

次戦、ウィザーズは2月1日(現地1月31日)にホームでブルックリン・ネッツと、ホークスは2月2日(現地1日)にホームでロサンゼルス・レイカーズと対戦する。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。