ウィザーズの八村塁がグリズリーズ戦で7得点もチームは2連敗

大西玲央 Reo Onishi

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3月3日(現地2日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がホームのキャピタル・ワン・アリーナ(ワシントンDC)で行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦に先発出場した。八村は25分19秒のプレイで7得点、2リバウンド、1アシスト、1スティール、2パーソナルファウルを記録した。

試合は第2クォーターに差をつけられたウィザーズが最大23点差のリードを許し、試合終盤に反撃にの兆しを見せたものの111-125で敗れている。

八村は第1クォーター残り9分19秒に、序盤からパスが冴えていたラッセル・ウェストブルックのアシストを受けてカットインからのレイアップを決めた。

後半もスタートで出場した八村は、第3クォーター残り7分46秒に相手のファウルを受け、フリースローを2本決めた。

第4クォーターには残り4分6秒には積極的にリングにアタックしてからのキックアウトパスで、デニ・アブディヤの3ポイントショットをお膳立て。

さらに同残り3分4秒には3ポイントショットを決め、リードを103-114まで縮めた。

しかしそこからチームのオフェンスが停滞しているあいだに、グリズリーズが再びリードを広げ始め、勝敗が決した。

試合後の会見でスコット・ブルックス・ヘッドコーチは「出だしは良かったが、ターンオーバーが痛かった」と敗戦を振り返った。

「第2クォーターには相手に自由なオフェンスを許してしまい、ここ数試合見せていた様なディフェンスを見せることができなかった」。

ウィザーズは日本時間3月5日(現地4日)に再びホームでシーズン前半最終戦となるロサンゼルス・クリッパーズとの試合を行なう。

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大西玲央 Reo Onishi

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アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。