八村塁のスーパーダンクをウィザーズ称賛 「試合の流れを変えた」

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八村塁

ワシントン・ウィザーズの八村塁は3月26日(現地25日)、ミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行われたデトロイト・ピストンズ戦で先発出場し、11得点をあげて100-97の勝利に貢献した。チームは八村が見せた豪快なダンクを称賛している。

八村は前半終了間際の第2クォーター残り38.4秒、ドライブから左手で豪快なダンクを叩きこんだ。守備に来たアイザイア・スチュワートに向かって叫び、テクニカルファウルとなっている。

試合後、クリスタプス・ポルジンギスは「すごかったね。僕のリアクション見た? すごく興奮したよ」と、笑顔で賛辞を寄せた。

「ボールを彼にパスして、スリップスクリーンを仕掛けたら、相手が混乱したので、彼はドライブして左手で叩きこんだ。見事なダンクだった」。

また、デニ・アブディヤも「すごかったよ。テクニカルファウルの甲斐があったプレイだ」と笑った。

「みんなで話していたよ。彼は力強い選手なので、積極的にプレイした結果だ。リムをアタックする時、相手選手は注意しないとね。あのスーパープレイがチームを元気づけてくれた」。

八村が感情をあらわにしたことについて、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「もっとやってほしい。もちろん、テクニカルファウルは取られたくないが、相手に失礼な行為ではなかった。あれはスーパープレイ後の自然なリアクションだと思う」と話している。

「ベンチのみんな、すごいリアクションだった。彼が興奮する姿を見られて良かったし、もっとああやって感情を出してほしい」。

指揮官は「最近もっと縦に攻めていると思う。ずっと3ポイントショットが好調で、自信を持ってどんどんショットを放っているが、最近はもっとポストアップもしているし、左手を使って縦に攻めている。そのさじ加減が大事だ」と続けた。

「(八村を)守るのは相当難しいと思う。ずっと3Pが好調なので、ドライビングレーンが開いてきている。今日は縦に攻めて豪快に叩きこんだ。彼にとって良いプレイだったし、試合の流れを変えてくれた」。

なお、八村は試合開始直後に足を痛め、一度ロッカールームに下がった。アンセルドHCは足首をひねったと明かした上で、「軽くひねっただけだった」と述べている。

「大事には至っていなかった。テーピングし直すためにロッカーに一旦下がったが、幸い、問題はなかった」。

3試合ぶりの白星で31勝42敗としたウィザーズは、3月28日(同27日)にゴールデンステイト・ウォリアーズをホームに迎える。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ