八村塁がキャリア初の無得点、ウィザーズはペイサーズに敗戦

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11月6日(日本時間6日)にバンカーズ・ライフ・フィールドハウスで行なわれたワシントン・ウィザーズ対インディアナ・ペイサーズの一戦は、TJ・ウォーレンが21得点を記録し、ペイサーズが121-106で勝利した。先発出場したウィザーズの八村塁は無得点、8リバウンド、1アシストだった。

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前半から互いに高得点ペースで張り合っていた両チームだが、第3クォーターに入るとペイサーズが一気に主導権を奪い、大量リードを築く。ペイサーズは最大25点差のリードを奪い、ウィザーズは後半を常に追う形での試合展開となった。

左ふくらはぎのケガで離脱していたペイサーズのドマンタス・サボニスはこの試合で復帰。最終的に6ファウルで退場となったものの、復帰戦で13得点、17リバウンド、7アシストを記録し、存在感を見せつけた。

ペイサーズ(4勝4敗)はほかに、ダグ・マクダーモットが19得点、7リバウンド、アーロン・ホリデーが18得点、マルコム・ブログドンが12得点、13アシストをマークするなど、7選手が二桁得点を獲得するバランスの取れたオフェンスを展開した。

八村はリバウンドこそ8本(そのうちオフェンシブリバウンド1本)と貢献したものの、出場した20分50秒の間になかなかリズムに乗ることができず、放ったフィールドゴール5本(そのうち3ポイントショット1本)を全て外し、NBAキャリア初の無得点に終わった。

第3クォーター途中からはベンチに下がった状態が続いた八村は、「チームとしてもああいう状態で、僕が出たときに流れが悪くなったので、そこはやっぱりコーチの判断です」と振り返った。

さらにベンチからほかの選手がプレイするのを見て、「ディフェンスでもオフェンスでも無駄がなく、頭を活かしてスマートに頑張っているので、そういう選手たちのプレイを見ていきたいなと思いました」と述べた。

この試合30得点と活躍したブラッドリー・ビールは「相手を止められない時間帯があった」と話した。

「第2クォーターと第3クォーターの一部が痛かった。今夜見せたようなディフェンスより、もっと良い守り方をしなければならない」。

ウィザーズ(2勝5敗)は八村とビールのほかに、トーマス・ブライアントが20得点、11リバウンド、CJ・マイルズが15得点、ダービス・ベルターンスが11得点をを記録した。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ