復帰後の八村塁は「良いプレイ内容」、ウィザーズ代理HCは出場分数増にも言及

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ワシントン・ウィザーズのパット・デレイニー代理ヘッドコーチが1月16日(日本時間17日)、復帰してからの八村塁のパフォーマンスに言及した。

八村は9日(同10日)のオーランド・マジック戦で今季デビューを飾り、現在は4試合連続で途中出場。平均14.0分間のプレイで5.3得点(フィールドゴール成功率31.8%、3ポイントショット成功率16.7%、フリースロー成功率66.7%)、2.1リバウンド、0.8アシストを記録している。

安全衛生プロトコル入りしているウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチに代わり指揮を執るデレイニー代理HCは、八村について「彼のここまでのプレイ内容は良い」と述べた。

「昨日(ポートランド・トレイルブレイザーズ戦)は我々のベンチの前で(アンファニー)サイモンズを1on1で見事に止めたプレイがあった。大きな選手相手だけでなく、サイモンズみたいな選手相手にもエリート級のディフェンダーになれると(練習後に)彼に伝えた。彼のエナジーと生まれつきのフィジカルさは、チームにとって大事な要素だ」。

さらに、デレイニー代理HCは「昨日はダービス(ベルターンス)が不在だったので、分数の振り分けに多少影響はあったが、パフォーマンススタッフと連携して、彼の1回に出場する分数を伸ばしていきたい」と、八村の出場機会を増やしていく可能性にも触れている。

「彼のコンディションをもっと試していきたい」。

一方、チームメイトのアーロン・ホリデーは「チームの層がすごく厚くなった。(八村とトーマス・ブライアントの)復帰は大きい。2人はこの先(現在の)スターターと共にこのチームに最も大事な戦力だ。チームがプレイオフに到達した時、層の厚さはすごく役立つ」と、八村らに期待を寄せた。

「2人とも素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。塁はすごく良い人なので、彼が復帰した時、みんなうれしかったし、TB(ブライアント)もすごくエナジーをもたらしてくれる。2人はこの先、すごく助けてくれると思う」。

22勝21敗でイースタン・カンファレンスの9位につけるウィザーズは、17日(同18日)にホームでフィラデルフィア・76ersと対戦する。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ