八村塁の先発出場時の注意点 ウィザーズ指揮官「いかにファウルを抑えながら守れるか?」

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八村塁

ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが3月23日(日本時間24日)、八村塁の先発出場時の注意点に言及した。

カイル・クーズマの負傷もあり、八村は19日(同20日)のロサンゼルス・レイカーズ戦で今季初めてスタメンに名を連ねると、21日(同22日)のヒューストン・ロケッツ戦でも2試合連続で先発出場を果たした。

八村はレイカーズ戦で3ポイントショット2本中0本成功を含むフィールドゴール9本中5本成功の10得点、1リバウンド、1アシスト、2スティールを記録。ターンオーバーは1、パーソナルファウルはなかった。

ロケッツ戦では3P5本中2本成功を含むFG13本中7本成功の16得点、8リバウンド、2アシストをマーク。ターンオーバーとパーソナルファウルはそれぞれ2だった。

アンセルドHCは「カイルはチームのトップ選手のひとりなので、(ここ2試合を)欠場したことは痛いが、塁がしっかりと穴を埋めた。(ロケッツ戦は)出だしが素晴らしかった」と話している。

「彼はこれまでスタメンをたくさん経験してきているので、初めてのことではないが、出場時間を伸ばすこともできたし、要所をもっと多く経験することができた。試合の大事な場面や内容が濃い時間帯を実際に経験するに越したことはないので、経験値を上げる意味ですごく貴重だ」。

先発出場時はファウルにもっと注意する必要があるかと問われると、アンセルドHCは「それはすごく大事だ。スタメン出場の場合、相手のスターターとのマッチアップになる。その中でいかにファウルを抑えながら守れるか?」と答えている。

「ファウルを重ねてしまうと出場時間も減るし、チームとしても痛い。フリースロー試投数が1位のロケッツに対して、チームは全体的にファウル数を抑えられた。相手にFT試投を13本しか許さなかった。しかし、ファウルのタイミングが悪かった。(八村は)もっと長く出場できるように、序盤のファウルを防ぐ必要があるし、相手にそうやってFTを許してはいけない」。

30勝41敗のウィザーズは、24日(同25日)に敵地で王者ミルウォーキー・バックスと対戦する。アンセルドHCはクーズマのひざの状態について、23日(同24日)は練習に部分参加したと明かしている。

「状態は次第に良くなってきている。大きなケガではないが、万全な状態になってから出場してほしい」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ