八村塁がGリーグのゴーゴーで練習参加、指揮官は「状態はすごく良さそう。やる気満々」

NBA Japan

八村塁がGリーグのゴーゴーで練習参加、指揮官は「状態はすごく良さそう。やる気満々」 image

ワシントン・ウィザーズは11月22日(日本時間23日)、八村塁がGリーグ傘下のキャピタルシティ・ゴーゴーに合流し、練習に参加していることを発表した。

八村は個人的な理由でトレーニングキャンプから欠場し、個人練習を進めてきた。20日(同21日)に初めてチームのシュートアラウンドに部分的に参加。ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは、全体練習復帰への見通しは立っていないとしつつ、徐々に練習メニューを増やしていると明かしていた。

アンセルドHCは15日(同16日)、個人練習の次の段階として、実戦形式のトレーニングが必要とし、Gリーグで調整する可能性にも言及していた。

22日(同23日)、指揮官は八村がコンタクト練習には参加していないと明かした上で、「ここからどんどん練習を積み重ねていく」と話している。

「次は1on1、2on2、3on3ができるように調整を続けていく。これが、選手が復帰するまでの通常のチームのプログラムだ。塁に限ってやっていることではなく、デニ(アブディヤ)もダービス(ベルターンス)も復帰に向けて同じステップを踏んだ」。

また、アンセルドHCは「厳密な日程はない。様子を見ていきたい」と、具体的にいつまでゴーゴーで調整するかは決まっていないとしている。

「今はとにかく日々、取り組み続けて、メニューを少しずつ増やしていくことだ。この日までに戻ってきてほしいというプランはない」。

ゴーゴーでの試合出場については、「選択肢のひとつだが、絶対に必要だとは思っていない」とした。

「この先、ウィザーズが練習する機会も増えるので、その時に彼に(コンタクト的な)練習に参加してもらうかもしれない。ゴーゴーで実戦を積んでもらう選択肢は常にある」。

復帰後の起用法に関しては、「そういう話はコーチ陣と9月からしている」と述べた。

「メディカル的な判断も絡んでくる。フィジカル面、コンディション、戦術面、引き続き、チーム内の用語などを学ばないといけないし、スペーシングやプレイセットを(短期間で)どれだけ吸収できるかは彼次第だが、彼がスムーズに調整できるように支えたい。一晩でできることではない。まだ時間はかかるだろうし、難関もあるだろう」。

その上で、アンセルドHCは「塁の状態はすごく良さそうだ」と明かしている。

「やる気満々だ。元気そうだし、コートに立って戦うのが待ちきれない様子だった」。

NBA Rakutenで試合を見る

NBA Japan

NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ