レイカーズからの移籍はあるのか? レブロン・ジェームズは将来について何を言ってきた?

Gilbert McGregor

坂東実藍 Miran Bando

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レブロン・ジェームズのロサンゼルス・レイカーズでの6年目は、プレイオフ・ファーストラウンド敗退というかたちで終わった。

2018年にフリーエージェントでレイカーズに加入して以降、ジェームズは浮き沈みを経験してきた。様々なことがあった6年間で、ジェームズは2020年にレイカーズを優勝に導き、2023年にはインシーズン・トーナメントを制している。

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レイカーズの2024年の優勝がなくなったことで、次に注目されるのがジェームズの今後だ。

2022年に2年の延長契約を結んだジェームズは、2024-2025シーズンのプレイヤーオプションを持つ。これを破棄すれば、彼はNBAでの22年目シーズンに向けて無制限FAとなる。

FAになっても、レイカーズでの時間が終わったことを意味するとは限らない。だが、キャリア通算4回目の移籍への扉が開かれるかたちだ。

ジェームズはレイカーズを去るのだろうか。ここでは、これまでのジェームズの発言に基づいて、彼の今後についてまとめる。

レブロン・ジェームズはレイカーズから移籍するのか?

レイカーズでの今後に関する最も明確な発言は、NBAオールスターウィークエンド2024でのコメントだ。引退やキャリア晩年について問われた際、ジェームズは報道陣に「僕はレイカーだ。この6年、レイカーでいられてとてもうれしかったし、そのままであることを願う」と述べている。

「でも、それがどれくらい続くか、自分がどのジャージーを着ているか、答えはないんだ。レイカーズでと願っている。素晴らしい球団だ。素晴らしいことがたくさんある。でも、どうなるかは今後を見ていこう。だけど、その時はやってくる」

ジェームズはレイカーズの一員であることへの喜びを表した。一方で、FAとなり、移籍するための権利を行使する可能性も残している。決断に影響する様々な要因のひとつは、息子ブロニーとNBAで一緒にプレイする機会だ。

Bronny and LeBron James
(NBAE via Getty Images)

レブロン・ジェームズは息子とNBAでプレイするのか?

南カリフォルニア大学での1シーズンを経て、ブロニー・ジェームズはNBAドラフトにエントリーしつつ、大学での2年目シーズンに戻る可能性も残した。

ジェームズは息子とチームメイトとしてNBAのシーズンを戦うことへの関心を示してきた。その願いから、ジェームズがレイカーズを去り、NBAドラフトでブロニーを指名するチームと契約する可能性もある。

2022年、ジェームズは『The Athletic』で「ラストイヤーは息子とプレイする」と話した。

「ブロニーがどこにいようと、そこが自分のいるところだ。息子と1年一緒にプレイするために必要なことは何でもする。その時大切なのはお金じゃない」

NBAの試合で息子とコートに立つのが夢だとしつつ、ジェームズは自分が息子をどのような方向にも誘導することはないとはっきりさせてきた。

2023年、ジェームズは『ESPN』で「息子は息子の旅をする」と述べている。

「どんな旅路であろうと、どのようになっても、彼は自分にとって最善となることをするだろう。僕の願いや目標だからというだけで、それが息子の願いや目標という意味ではない。そして僕はそれで完全にOKだ」

原文:Will LeBron James leave the Lakers? What superstar has said about future in LA, plans to play with son Bronny(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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Gilbert McGregor

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Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。